日比谷同友会 書道愛好会

日比谷同友会 サークル活動

第7回書道愛好会作品展

2017年11月22日 | 作品展
第7回作品展が、平成29年11月13日~17日に行われました。
宇治会長・同友会幹部の方々をはじめ、お越しいただいた皆様に厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

会員・準会員が5月の連休明けから夏休み明けにかけて先生のご指導の下、練習に練習を重ね腕を揮った作品を紙面の都合で、各人1点だけですが紹介させていただきます。

作品の内訳は、一番長い条幅(半切ともいう)が13点、その1/2が1点、さらにその1/2(条幅の1/4)が10点、色紙7点、半紙2点、手ぬぐい1点が展示されました。これらの作品に加えて、NTTOGの白石さんが日展に入選された万葉集24首の巻物、日頃ご指導いただいている小林碧雲先生のひらがな2点、さらに、先生所蔵の大化2年に作られた宇治橋の縁起を書いた”宇治橋断碑”の拓本と合計38点の作品が並びました。

この中で、変わったところでは、高校の同窓会から依頼された記念タオルの文字、 童謡のかわいい魚屋さんの3番が、半紙に絵入りで書かれた作品、「草枕」の一節を書いた作品など、 多彩な作品がNTT日比谷ビルの地下1階の食堂前に展示されました。

uji


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第194回(平成29年11月16日)

2017年11月22日 | 例会報告

◇先生の講話

1.作品展

次の作品展には案や文句を自分流に考え手本を作ってみることをお奨めする。

そうすることでステップアップがはかれる。

案・文句 - 手本 - 自分流

2.ニスイ「ン」、サンズイ「シ」について

①ニスイ も サンズイも下側の字は点ではない。線なので長く引くようにする。

②線を引く場合、つくり とのバランスが大切である。つくりに向かって変化させて見栄えをよくする。

③これは自分流に工夫して字をつくることになる。

お手本にて説明 :例(次、江、河、等)

3.作品展用の条幅での注意点

①用紙の中に同じ文字が2、3あるような場合、そっくり同じ字を書くのではなく変えてみる。

例:「無」

②1文字の中に長い縦線が入ってる場合、用紙の中央なら見せどころとなるので長く引いてもよいが用紙の最上部、最下部ではあまり長く引かない方がよい。

③見せどころに対して目がいかなくてもよい字のことを捨て字というが捨て字にはあまり気をつかわなくてもよい。

④用紙の三等分位を目あすにし、配置を考慮しカスレや太い線、細い線を入れたり草書3文字の連綿の中には1文字は行書体を入れてみたり工夫する。

3.その他

月例課題作品の添削
        

(出席者 8名 因泥記)


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第193回(平成29年11月2日)

2017年11月22日 | 例会報告

◇先生の講話

1、行書と草書について(お手本にて説明:「月」「門」など)

(1)行書

・行書は1文字の中で点画が続いているように書く。

・つなぎの線(虚線)は太くならないようにする。

・中心線がずれないこと。

(2)草書

・草書は中心線についてはあまりこだわらない。

・草書は分かりづらい面が多々あるため楷書を想定するときはその文字の前後で判断したらよい。

・へん と つくりで作られている文字を書くとき、へんが行書でつくりが草書という形は好ましくないので、へんとつくりは同じ書体にすること。

2.作品展

・作品展は一年間の自分の成果発表の場である。

・上手、下手を競うものではないので、自分が好ければそれで良い。

・次回は各自の好みの文言、書体等選び自分なりの作品をアピールしてほしい。

 (1)色紙

・端正な字よりアンバランスの方が面白味がある。

・色紙の真中については空きが目立たないように注意すること。

・墨とカスレを入れて表現できるように工夫して欲しい。

3、検定指導

・準4段以上は毎月の条幅課題20文字にも挑戦してほしい。

・検定は習字の延長である。競書とは違うので勘違いせぬように。

・検定で楷書はごまかしがきかないので、誤字に注意のこと。

・新しい漢字と古い漢字を混ぜて書いてはダメ。

・自分の字が書けるように努力してほしい。

4、その他

(1)JTB OB池袋会館6階で11/6(月)~11/10(金)迄、作品展・販売会開催のご案内

(2)月例課題の添削指導
      

(出席者 11名 因泥記)


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第192回(平成29年10月19日)

2017年11月22日 | 例会報告

◇ 先生の講話

1.作品展について

色紙: 墨付けカスレでメリハリをつける。アンバランスの美

2.検定

高段者(3段以上)は隷書があるので解説書等で勉強すること

3.「書」と「出}の行草書(落款に書く「書」の草書体)

「書」と「出」 を混同しないように






(出席者 11名 榎記)


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