日比谷同友会 書道愛好会

日比谷同友会 サークル活動

第80回例会(平成24年7月5日)

2012年09月11日 | 例会報告

 本日、つまり7月第1木曜日の例会は、年間スケジュール的には、9月期検定試験の指導中心で行われることになっているが、先生のご都合で7月第3木曜日の例会が休会となったため、検定指導に先立ち、まず8月課題作品(共通として「経皷篋摂齋」、および各自ごと)の個別添削指導が行われた。
 引き続き、9月期検定試験の作品、即ち半紙で「我思古人」を楷書・行書・草書の3体、および半切で「筆硯生涯獨善身」を楷書・行書の2体、について添削指導が行われた。8月は夏休みとして休会となることから、検定作品の一点一画について、いつも以上に厳しく、かつ念入りな個別直接指導が行われた。

 例会の後、恒例の懇親会が行われた。

(出席者 10名)
(谷田貝 記)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第79回例会(平成24年6月21日)

2012年09月11日 | 例会報告

 前回に引き続き作品作りのポイントについて、実例を白板に書きながら説明が行われた。

● 画数の少ない字は、小さく、太く書くとよい。
● 書体は、その字のまわりの字との関係、連綿を考えながら変えていく。このため、結構、書体を最低でも3種類覚えるとよい。
● 楷書、行書、草書に加え、いずれ隷書も勉強することになるが、隷書は長方形が基本、字ごとに上と左を合わせる。

 以上の後、今月の共通課題作品「靡然成俗懐」、および各自ごとの課題作品について、添削指導が行われ、また先生が会員の手をとっての直接運筆指導も、かなりの時間が割いて行われた。

(出席者 9名)
(谷田貝 記)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第78回例会(平成24年6月7日)

2012年09月11日 | 例会報告

 会員各位の実力、段位の向上に伴いより高度な練習、指導が必要なことから、今年度より従来の第3木曜日の例会に加え、第1木曜日にも例会(希望者のみ)を開催することにしたが、今日はその第2回目。今日は課題作品中心の練習、指導ではなく、個々人の弱点克服の練習、指導が中心。

 まず、先生から、この秋に予定している作品展用に向けた作品作成上の留意点について説明が行われた。

● 色紙について

白い方が表(間違いやすいが、金箔等がある方は裏)
色紙の周囲5mm程度を明けて書く。また少々字が滲む方がよい。
色紙全体の中で、余白、墨の濃薄、線の細さ・太さ、かすれ線に留意。
人が読めるように書く。

● 半切について

作品を表装する場合や掲出用に額に入れる場合、その分周囲を空けておかないと半切全体としてのバランスが崩れたり字が隠れたりするので、半切の周囲を少し空けて書く。
半切に1行で大書する場合と、2行に分けて書く場合があるが、2行の場合は縦に折るなどして中央線をしっかり見て書く。半切全体の真ん中に目が行くようにメリハリをつけて書く。
また、半切1作品の中に、同じ字がでてくる場合には、2つを同じ結構、書き方にせず、変化をもたせるとよい。このためにも、一つの字について、複数の書体、書き方を覚えるとよい。
落款も、作品の一部であることを忘れないように。

● 半切の四分の一について

今回の作品展用の作品として、初心者でいきなり半切がむずかしい場合には、半切の四分の一の大きさで作品を書くとよい。3文字以上でまとめる。

 以上の講義の後、7月課題作品「靡然成俗懐」、および各自が不得手の運筆を中心に個々に手をとっての指導が行われた。

(出席者 8名)
(谷田貝 記)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする