日比谷同友会 書道愛好会

日比谷同友会 サークル活動

第105回例会(平成25年11月7日)

2013年11月14日 | 例会報告

◇ 作品展の準備

 今回は、月末に予定されている日比谷ビル地下1階での作品展のための実技指導風景の写真撮影、各人の出品作品の選定、落款、条幅の表装指定等の指導が行われた。

◇ 先生の講話

「余白の美」について
 「余白の美」には「バランスの美」と「アンバランスの美」、がある。
 「バランスの美」はまだ習字の段階だが、書道では「アンバランスの美」が重要である。音楽、劇、茶道、華道、写真等の世界で、日本人の美意識として「余白の美」、「アンバランスの美」の表現に共通性がある。
 自分が書こうとする「書」の文字の形、大きさ、紙の制約等の中で余白をどう表現するかを考える。たとえば線を強く引いて引き立たせる、カスレを入れる、細い線を筆を立てて引くことにより強い線にするなどがある。
 綺麗な四角張った文字は書かない。たとえば泰、これを左右対称に書くのでは面白くない。左右に変化させる。周、洋、泥、田中などの例を挙げて、アンバランスの美について説明された。

(出席者 9名)(榎 記)

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