日比谷同友会 書道愛好会

日比谷同友会 サークル活動

第169回(平成28年10月6日)

2016年12月14日 | 例会報告

◇先生の講話

1.臨書(隷書)

・曹全碑 礼器碑 → この二つは最も一般的につかわれる

・石門碑 竹簡(木簡)張遷碑 乙英碑

・まず曹全碑を勉強し、さらに新しい張遷碑や乙英碑まで対処するのが望ましい。

・隷書は誰でも書けるが次の点に留意すること

①波磔(字を逆転して書く)

②タテ+ヨコ別筆

③線をきれいに

④起筆が蔵法

2.検定

・一番重要なポイントは“楷書、行書、草書、隷書それぞれを自分として理解して書いているか”ということ。楷書は一画一画を基本通りに、行書は一文字を一筆で、草書は連綿体で、隷書は上述の留意点を外さないように。

・半紙、半折とも手本を見たうえで自分としてどう書くかを考えて書く。例えば墨をつけるところ、かすれさせるところをキチンと意識して書くこと。

・4体をすべてうまく書けるのが三・四段、六段で単にうまく書くレベルを卒業し自分流の字になるように。検定の最高位は師範(自分で楷、行、草、隷書を書ける)。

・師範は大人を教えることが出来る(取得するときは先生にその旨事前にお話を)。

3.作品展

いくつかの注意点を個人別に指摘の上指導された。

以上(出席者10名 川守 記)

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