日比谷同友会 書道愛好会

日比谷同友会 サークル活動

第170回 (平成28年10月20日)

2016年12月14日 | 例会報告

◇先生の講話

1.永字八法その5横画

「永」の字第3画の横画。軽い線なので起筆で筆が紙に触れたらすぐに筆を立てて横へ引く。重々しくは書かないこと。

2.検定

次のことを分かって欲しい。

(1) 三段前後まで

・習字の段階。楷行草隷の全書体ともお手本がある。これを真似て書くのがよい。

・楷書は点画と結構を明確に書く。行書は点画の続き線を意識して書くこと。草書は字と次の字とのつながり(虚線)と裏筆を使えることが大事。隷書は楷書との違いを理解すること。例えば転切など楷書の場合はひと筆で書くが隷書では横画、縦画それぞれが別筆になる。

(2) 三段から六段

習字の段階から書道の段階に進む。お手本のまねでなく自分の字を書けるようになることが必要。

(3)師範部

自分の字とともに他人に教えられることが必要。教育用書体も習熟し、誰でも書ける字をマスターすることが必要。

3.作品展

うまくなくてもよい。ただし新しいことに挑戦して欲しい。

以上(出席者10名 荻野 記)

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