◆先生の講話
1.篆書(てんしょ)
①甲骨文字,金文(きんぶん)
甲骨文字は、亀や獣の骨を灼いたひび割れから吉凶を卜ったことから発している。
金文は、殷や周の時代に、青銅器や鉄器などの金属器に文字を彫ったことから始まるが、吉兆の文字が多い。漢の時代の金文はきれいで現代でもわかりやすい。
②石鼓文(せつこぶん)
揚子江から引き揚げた 鼓状の石(10個)に文字が彫ってある.
中国の国宝指定 故宮博物館にあるが、実物は、なかなか見せてもらえない。
◆実技指導
検定課題と書聖誌課題について、懇切な添削指導が行われた。
(出席者6名 記録 香村)