それにしても冷夏って言いたくなるほど、今日は涼しい。カズヒロ君の子どもの遊び相手をしたり、またまたUFOキャッチャーをやったり、幼児退行の1日。ああ、収穫はあったよ。人形3体

夕方は例によって平安堂長野店。注文しといた大矢勝『消費者の環境情報学』(大学教育出版)と日垣隆『刺さる言葉ー目からウロコの人生論』とDVD「森林浴」まで衝動買い!

大矢氏はせっけんと合成洗剤問題で消費者向け情報に踏み込んで発信を続けてきた稀有な存在。一部の合成洗剤追放派にとっては天敵みたいな人だけれども、普通は大学人って不毛な対立になりがちな問題って避けて通るわけで、逐一、消費者向けの啓発活動をしてくれる専門家を消費者運動はもっともっと尊重すべき。この本の前書きでも「合成洗剤や食品添加物問題」における消費者運動の功績をきちんと評価しつつ、現在の消費者運動の問題点(リスク情報に科学的に向き合えない)を指摘して、あるべき方向は「消費者の科学的な意思決定を援助する組織」に生まれ変わるべきって書いてある。ううん、これは面白そうだけど、重い問いかけだなぁ。
日垣さんは、生協の先輩。ただし、合併前の僕のいたところとは別の生協で、すぐ辞めてしまったので接点はゼロ。270の人生の定義集で、購読してる有料メルマガに連載されてたものが半分以上。
ちょっと紐解いてみる。辞書代わりに使えるものもあるけど、
<「坂本龍馬」 司馬遼太郎に莫大な印税をもたらした幕末の志士>なんていかにも、氏らしい皮肉の効いた定義もある。
今の僕にこれはってヤツを一つ。
<「癒し」元気を取り戻すこと。したがって、癒しによって、もともとあった以上の元気を得ることはない。もしあれば、躁鬱病と診断される可能性が極めて高い。癒しは他者に依存するのではなく、そのような出会いを求めて、むしろ自分次第なのである>