日日不穏日記gooブログ版

刺さる言葉、重い問いかけ

 昨日はよく眠れた、実に。でも、5時には一度起きてブリーチだけは見て、また寝た。で、結局寝坊して糖尿病外来へは時間ギリギリ。あまりに直前に朝飯を食べたせいで、血液検査の結果が判断材料にならんと、再度検査をする羽目に。やれやれ困ったもんだ。ま、おかげでアタマはすっきり!睡眠不足でない土曜日なんていつ以来かなぁ。
 それにしても冷夏って言いたくなるほど、今日は涼しい。カズヒロ君の子どもの遊び相手をしたり、またまたUFOキャッチャーをやったり、幼児退行の1日。ああ、収穫はあったよ。人形3体yellow7。さすがにもういいかなって感じ。お手軽なギャンブルみたいなもんで充分満足したし(=^▽^=)。
 夕方は例によって平安堂長野店。注文しといた大矢勝『消費者の環境情報学』(大学教育出版)と日垣隆『刺さる言葉ー目からウロコの人生論』とDVD「森林浴」まで衝動買い!



 大矢氏はせっけんと合成洗剤問題で消費者向け情報に踏み込んで発信を続けてきた稀有な存在。一部の合成洗剤追放派にとっては天敵みたいな人だけれども、普通は大学人って不毛な対立になりがちな問題って避けて通るわけで、逐一、消費者向けの啓発活動をしてくれる専門家を消費者運動はもっともっと尊重すべき。この本の前書きでも「合成洗剤や食品添加物問題」における消費者運動の功績をきちんと評価しつつ、現在の消費者運動の問題点(リスク情報に科学的に向き合えない)を指摘して、あるべき方向は「消費者の科学的な意思決定を援助する組織」に生まれ変わるべきって書いてある。ううん、これは面白そうだけど、重い問いかけだなぁ。
 日垣さんは、生協の先輩。ただし、合併前の僕のいたところとは別の生協で、すぐ辞めてしまったので接点はゼロ。270の人生の定義集で、購読してる有料メルマガに連載されてたものが半分以上。
 ちょっと紐解いてみる。辞書代わりに使えるものもあるけど、
<「坂本龍馬」 司馬遼太郎に莫大な印税をもたらした幕末の志士>なんていかにも、氏らしい皮肉の効いた定義もある。
 今の僕にこれはってヤツを一つ。
<「癒し元気を取り戻すこと。したがって、癒しによって、もともとあった以上の元気を得ることはない。もしあれば、躁鬱病と診断される可能性が極めて高い。癒しは他者に依存するのではなく、そのような出会いを求めて、むしろ自分次第なのである

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コメント一覧

ヌーボー
>>健康食品や健康情報を信じて医者の言うことを聞かないゆえに
医者も色々健康食品をオススメしています。業者から利益関係にあれば、本にしたり、広告塔になるケースは少なくありません。もう少し科学的に行動してもらえる専門家が増えることを期待しています。

つまらないものを売っては商売にならないのも事実です。どうしても楽したいという誘惑にかられるのでしょうね、商売人は・・・
haikyotansaku
 まるっきり効果のない人畜無害なものではないということですね。普通のものを普通に使えば、それで充分。何でも常識的な線に納まるわけですね。つまらない気もしますが。
ぴら
昨日のコメントに自己レスです。
まず、「安心やさい」は焼成カルシウム(=生石灰)
なので、殺菌力はあります。
溶液は強いアルカリ性なので、皮膚はとけます。

よって、
>(1) 食中毒菌をやっつける
これは、まあOK
>(2) 水や合成洗剤では落ちない化学物質を除去する
塩基性で解けるものなら、除去できるけど、洗浄目的
では別に普通に洗えばいいと思います。
>(3) 洗った食材の日持ちが良くなる
これは、誤解を招くでしょう。何でも日持ちのよくな
る魔法の液のような誤解を与えるでしょう。
>(4) 余分な角質や皮脂を溶かして皮膚を清潔にする
使いすぎると手荒れしてしまうでしょう。

ちなみに
>使用後の汚れた液でも、ふきん・スポンジのヌメリ
菌を除去しますから、大変衛生的です。

汚れた液にどこまで効果が残っているのでしょうか?

次亜の方が流通しているということは、結局次亜の方
が扱いやすいということだと思います。
きちんと使ってもらえば除菌もできるけど、その他の
部分を誤解して使用すると事故が起きかねないと思い
ます。食品添加物としても認められているし、優良誤
認になるような文句さえなければ別にいいと思います
が、とりたてて宣伝するようなものではないと思いま
す。まして、一般家庭では必要ないでしょう。
参考
http://food.kenji.ne.jp/qanda/qa501-550.html
haikyotansaku
http://www.metamedica.com/news2001/howto07.html
ああ、なるほど。そのものには害はなくても、効能を鵜呑みにすることでの2次被害ってヤツですか。健康食品や健康情報を信じて医者の言うことを聞かないゆえに病気が治らないというケースと共通する部分があると思います。
ぴら
その、「安心やさい」の体験談のところに幼稚園が
載っていました。除菌目的にも使えるとかいうのを鵜
呑みにして、罪のない園児が食中毒事故を起こすこと
など無いように祈っております。
haikyotansaku
http://www.funaiyukio.com/honmono/index_0403.html
 船井さんのいう“ほんもの”というのはこんなもです。有害じゃないでしょうが・・・「1袋(1g)を水に溶かし、数分間漬けるだけで、野菜・果物がすべて安全な植物になります。肉は驚いたことに柔らかさがアップします。おいしくなったり、日持ちしたり、甘味が増したり、いろいろと楽しめます」・・・何を以って安全というのか分かりませんが。
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