HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

大人の人とのレッスン

2010年08月07日 | レッスン日記(大人)
7月の末に発表会を終えた「子どもクラス」のみんなは 今ピアノも夏休みだけど、大人の生徒のみなさんは、子どものみんなが休んでいる間も、着々とレッスンやってますよ!

Hさん:
ベートーヴェンのソナタ17番を1楽章・2楽章とも通して弾きおさめることができ、合格となりました。
来週は1週だけ夏休みなので、その間に自分だけで弾けるようにと考え、「Fountain Of Diana(ダイアナの泉)」を宿題にしてみました。
現代アメリカの作曲家・ギロックの曲・・・
アメリカの作曲家も、現代の曲も、Hさんには初めての経験ですが、夏らしく涼しげでイメージの湧きそうな、この小曲を楽しんでほしいと思います。

かえでさん:
「パフ」の朗読をしてくれたかえでさんは、子どものコンサートが終わったので 秋に行う大人のコンサートに向け、リストのコンソレーションをがんばっています。
メロディーはシンプルですが、左手の分散和音が刻々と変化し、微妙な色彩感を醸し出しているこの曲、覚えるのが大変!といっています。
その大変な「和音の変化」あってこそ、すばらしい効果が出るので、完成の喜びを夢見ながらがんばりましょう・・・

Sさんご夫妻:
3人の娘さんがそれぞれ結婚し、お孫さんのフォローやらお客さんやら、また別荘の掃除やら草むしりや枝の剪定やらと、大忙しの夏を過ごしているSさんご夫妻。
目の回るような忙しさと暑さの中、しばらくぶりにレッスンに見えました。
お二人それぞれ、好きな曲を決めてピアノを楽しんでいますが、ご主人も奥さまも、ちょっと切なく美しいメロディーの曲がお好みです。
お二人のピアノを聴いていると、その一生懸命さと音色の美しさが胸に響いてきます。

キノパパ:
キノパパもかなりお忙しい模様で、こちらも何度もレッスン日を変更し、8月1週目の今になって ようやく7月分のレッスンをすることができました。
キノパパが弾いているのも、甘く切なく美しい・・・ショパンのワルツです。

大人の方のレッスンでは、ふだん子どもたちのレッスンでは絶対聴けないような、「甘く切ない曲」や「ゆるやかで美しい旋律」などを聴かせてもらうことができます。
なにせ子どもたちの好きな曲というのは「明るくて」「元気で」「テンポの早い曲」ばっかりなんですから。
テキストに出てるのも、子どもの歌やリズミカルなものばかりです。
それはそれで楽しいんですが、こうして 子どもたちとは別の時間に大人の方とゆっくり行うレッスンもまた、とても楽しいものです。
人生を経てきた大人の方が「この曲」と選んだ、深い味わいのある曲たち。
それらを、ご一緒に 丁寧に弾いていくレッスンの時間は、私にとってもゆったりとした安らぎのひとときです。

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