HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

5年生コンビ、がんばってます!

2020年10月06日 | レッスン日記(小中高生)

Mちゃん(小5):

今日は、発表会で一緒にアンサンブル演奏するLちゃん(小5)と 初の音合わせをしてみようということで、いつものレッスン日じゃない今日、Lちゃんの時間の前に来てもらいました。

まずは自分のソロ曲「エリーゼのために」をレッスンします。

「はいっ」ピアノの前に座ったMちゃんは、楽譜を先生に渡しました。暗譜してる、という印です。

もう、何度もおうちで繰り返し弾いているのにちがいありません。テーマのメロディーがよどみなく流れ出てきます。

つづいて中間部のヘ長調になった部分、ここが一番難しい場所だけど、もう楽譜は頭に入っていて、テンポも大分テーマ部分に追いついてきました。

再びテーマを再現した後は、いよいよ嵐のような「Cメロ」を練習すればいいのです。

「Cメロ」の後のフィニッシュにかかるアルペジオと半音階下降スケールは、もう覚えています。

「随分出来上がってきたねえ・・・じゃいよいよ、『C』の右手をできるようにしようよ」

先生がそう言って、今日は「Cメロ」部分の音符をゆっくり読んで、右手で和音をつかめるように練習しました。

さあ、来週、ここが出来たら本当に「エリーゼ」完奏も目前です!

Mちゃんががんばってきたから、ずいぶん早く仕上がりそうだよ!

「エリーゼ」のレッスンが終わるころ、アンサンブル相手のLちゃんが来ました。

アンサンブル曲は、今年はちょっと大人っぽい演奏をしようよ、とのことで選んだ「美女と野獣」です。

これまでは二人それぞれ、一人でレッスンしてきましたが、一緒に合わせてみるのは今日が初めてです。

Lちゃんがピアノ、Mちゃんがキーボードにスタンバイして、さあ、弾き始めます。

遠くから近づいてくるようなイントロ、キーボードとピアノと掛け合いでのメロディー、一緒にユニゾンで盛り上げるクライマックス、そして静かにフェードアウトしていくエンディング。

すばらしい!一発でこんなに弾けるなんて。

二人とも、楽譜を譜面台に広げてはいますが、なんと二人とも自分のパートをすっかり暗譜してあったのです。

初めての「合わせ」ですが、音の間違い直しやタイミングの直しなどひとつも必要なかったので、ピアノ・キーボードそれぞれ 自分の出番の盛り上げ方とか、揃ってのクライマックスの表現、終わり方の調整など、大人や上級者にするのと同じレベルで行うことができました。結果、ますます素敵な大人っぽい演奏になりました。

するとその時、玄関のドアがそーっと開く気配と、誰かの「こんにちは・・・」という小さい声が聞こえました。

アレ?今頃、誰だろ?次の人が間違えて来るにしても変なタイミングだし・・?

先生が一人で玄関へ行ってみると、それはMちゃんのママで、目が「内緒!」と言っています。

「だれー?」レッスン室で知りたがっている二人に、「んー・・・なんか、知らない人・・・」と返事してる間に、MちゃんとLちゃんもドヤドヤ玄関に出てきて、もうママが来たことはわかってしまいました。

「やっぱり!声でわかったよ。なんで来たの?」と厳しく追及するMちゃん。

「あの、あのね、近くまで来たから。そしたら『美女と野獣』のいい曲が聞こえてきたから、ちょっとね。・・・ちょっとだけ、聞かせてもらってもいい?」とママ。

「だめーっ!」とMちゃん。「聞いちゃだめ!」

「ダメ?当日まで秘密?」とママ。

「秘密練習だそうです(^^;)」と先生。

そうだよね。秘密で仕上げて、本番でびっくりさせたいよね。

Mちゃんのママは、お姉ちゃんも含め長年ヒバリ教室に在籍していて、子どもたちのことはよくわかっていてくださるので、Mちゃんの気持ちを尊重してそのまま先に帰られました。

発表会当日まで、楽しみにしててくださいね~♪ 

「美女と野獣」アンサンブルが終わり、Mちゃんが帰って、そのあとはLちゃんのソロ曲「クシコスポスト」のレッスンです。

先週の土曜日はLちゃんの小学校の運動会だったと聞いていたので、「クシコスポスト、かかった?」と聞いたら、かかったそうです!\(^o^)/

血沸き肉躍る「クシコスポスト」。運動会で自分の曲がかかるなんて、Lちゃんモチベーション上がりまくりだね!!?

さあ、弾いてみようね。

勇ましいイントロ、オクターブで高らかに響くテーマ、メロディーが低音部~高音部とスイッチを繰り返すBメロ、曲中最もしんどく、だけど華やかなテクニック満載のトリオ部分・Cメロ。

もう十分弾けています。

「じゃ、もうちょっと先まで行くよ?」

「はいっ!」

ページをめくり、中間部をしめくくるDメロをやったら、あとはD.C.で冒頭にワープです。

「これでAメロ、Bメロもう一度弾いたら、フィニッシュの和音をキメるだけ!それで出来上がりだよー」

「はいっ!」

やる気まんまんの返事。

期待してるよ。

いやー、ヒバリ教室の5年生2人。

いつの間にか、やる気・実力兼ね備えた実力派に成長していたのでした。
楽しみです。

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