HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

発表会もうすぐだ・その2 ウォーリーズ初リハ「イン・ザ・ムード」

2012年07月20日 | ジャズ・ポピュラーその他の曲
珍しく「ウォーリーズ」4人全員の都合がついたので、初の音合わせをすることになりました。
「ウォーリーズ」は、Mちゃん(中2)、M3ちゃん(中2)、Tくん(中1)、Tちゃん(小5)4人のユニットです。
4人ともK小学校出身(Tちゃんはまだ通ってるけど)、そして4人ともしょっちゅう何だかんだ置き忘れている「忘れ物名人ウォーリー」たちです。

以前はレッスン日が同じだったので毎週顔を合わせ、合奏ユニットを組んで発表会に弾いたりしていたのですが、みんなが中学生になってからは、レッスン日も時間も合わなくなり、こうして4人そろうのは久しぶりです。
曲目は「イン・ザ・ムード」。
「ウォーリーズでこの曲をやりたい」と言い出したのは中2のM3ちゃんでした。
Mちゃんも「かっこいいよね」と気に入り、それじゃやってみようということになったのです。

これまでは、合奏といっても先生が曲を決めていました。
なるべくわかりやすく弾きやすく、一人一人の負担が少ない割りにはかっこよく映える曲。
労少なくして功多しの、つまりは「オイシイ曲」。
そんなコンセプトで選曲・編曲をしていたのです。
でも今年はちがいます。
ウォーリーズ自らが曲を選んで決めたので、弾きやすさも負担の少なさも、全く度外視となりました。

テンポ速い。
音いっぱい。
和音分厚い。
音域広い。

難しい~
正味ぜんぶきちんと弾きこなさなきゃいけない、おいしくない曲。
それが「イン・ザ・ムード」なのだ。ビッグバンドの曲なのだ。

ところが。
楽器を並べ、「テンポは最低150だから」といってスタートした 初の「音合わせ」は、初めてにしては上出来だった!
全員が完璧に弾けている、というのではありません。
合奏というのは、誰かが間違えても(もちろん自分が間違えても)決して止まらず、リズムに乗り、その場その場で臨機応変につなげていくことが一番大事なのですが、今日はどのウォーリーも、ちゃんと自分のパートをこなし、つっかえそうになってもあわてず パッと対処してる。
なにより、テンポとリズムがきちっとできてる。
2回、3回とリハを繰り返すうち、曲の流れに慣れてきた彼らは、すっかり演奏を楽しんでリズムに乗り、ノリノリで弾いているのでした。

よーし、これならOKだ。
ウォーリーズたち、みんないいミュージシャンに育ってくれたねえ・・・
もう先生が一緒に弾かなくっても、みんなだけで立派に演奏できるね。
来週あと一回、リハをしたら練習UPだ。
さらにかっこよく弾けるように、がんばろうね。

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