HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

あたらしい本♪ ともだちピアノ

2011年01月26日 | レッスン日記(小中高生)
Nちゃん(年長):
先週は、お熱でお休みでした。
新しい本を2冊あげていたので、今日はその2冊を、並行して弾いていきました。
ひとつは「ともだちピアノA」。譜読みや運指を系統立てて学んでいく、いわゆる「テキスト」です。
そしてもうひとつは、「併用曲集」で、テキストで学んだことを応用して歌を弾くようになっています。
どちらの本も、中央のドの音を中心にして 両手で1オクターブぐらいの音域を使い、広い範囲のメロディーを弾いたり 伴奏に移行したりする、というシステムになっています。
この形式は、メロディーに使える音の範囲が広いため より音楽的な歌がひける、という利点がある魅力的な方式なのですが、はじめからト音記号とヘ音記号を同時に読まなければいけないので、覚える音符が多く、あまり小さな子だとこんがらかってしまう、という不安もあるため、ヒバリ教室では ここしばらく採用していませんでした。
けれど Nちゃんには合うのではと思い、ひさしぶりに使ってみたのです。

まず、Nちゃんは左利きなので、はじめから左手もメロディーにどんどん使える このスタイルがぴったりだと思ったこと。
たくさん音を使える分、きれいなメロディーが弾けて、歌の好きなNちゃんに満足してもらえそうなこと。
そして たくさんついているさし絵は 全部シンプルな線描きなので、絵の好きなNちゃんが色を塗って楽しむこともできそうなこと。

こんな点で選んでみた「ともだちピアノ」方式でした。
今日、Nちゃんが弾くのを聞いて、よしっ、うまくいきそう!と思いました。
もうすぐ1年生になるNちゃんは、最近めきめき読譜力が上がっているので、ト音記号とヘ音記号に渡った譜読みも ちゃんと理解して、右手・左手を手際よくスイッチして メロディーを弾いてくれました。
きれいな歌も楽しんでいますし、さし絵も気に入ってくれたようです。
何より、テキストが毎回どんどん何曲も進んで、ママもびっくりしたようでした。

そうそう、だってね、今日でNちゃんは、ピアノ始めて丸1年たったんです。
今日はお月謝袋を渡す日だったけど、1年たって もうはんこがいっぱいになったので、新しいお月謝袋をあげました。
たくさんある中から、「どれがいい?」と言われて、Nちゃんが選んだのは、濃いピンクの地に黒いにゃんこがついた袋。
さあ、来月からは ピアノ2年生だ!

あたらしい本♪ ピアノで歌を2

2011年01月26日 | レッスン日記(小中高生)
M4ちゃん(年長):
この間、ついに「ピアノで歌を1」の本が最後まで終わって、つづく「ピアノで歌を2」の本をもらって帰ったM4ちゃん。
「1」の本はピンクの表紙だったけど、今度の「2」の本は きれいなブルーの表紙です!
本を開くと、最初の「とけいのうた」は けっこうこみいった伴奏がついて難しそうだったので、2番目の「はるのこえ」から弾くことにして、今日はそれを練習してきました。
嬉しそうに本を開いて、ピアノの前に座ったM4ちゃんは
「もう、りょうてでぜんぶひけるよ」と言って、じょうずに最後まで両手で弾きました。
「これ見て、わかったんだけど、ほら、こことここが同じでしょ。それから、さいごのところは『かっこう』とおなじなの」
さっそく、M4ちゃんは、明晰な分析力を発揮して、曲をアナリーゼ(楽曲分析)してくれました
「うわあー、すごいねー。もう、○になっちゃったよ」
と、先生に○をつけてもらって、M4ちゃんはニコニコです
「じゃ、次は1番の『とけいのうた』にもどる?」ときくと、
「うーん、これはまだダメ」とのこと。
けっきょく、次の3番よりも4番のほうが弾きやすそう、というM4ちゃんの意見で、4番の「あさのいずみ」を先にやることに決めました。
ほんとは、どれでもたいして変わらないんだけどね。
でも、本人が「これならできそう!」と思ってる曲の方が、うまくいくことでしょう。
M4ちゃん、新しい本、どんどん弾いて上手になろうね