Movies!!

映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

妄想diary

2008-01-31 11:59:59 | 映画(ま行)
「トラックバックとコメントについて」

シャーリーン・チョイ、ショーン・ユー、イザベラ・リョン出演。オキサイド・パン監督作品。劇場未公開06年。

恋人のアクワンに去られたウィンナは、その喪失感を埋めるかのように、日記を綴り、人形作りに没頭していた。ある日、アクワンにそっくりな青年アホウと出会う。友人のアドバイスもあり、勇気を出して話しかけるウィンナ。やがて2人は恋に落ちるが、元カレは交通事故死したと聞かされていたワイホウは、ガンで死んだと言い張るウィンナを問いただす。彼女が日記を取り出すと、そこには衝撃の真実が綴られていた!

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★★☆
怖さ:★★☆☆☆

ショーンが出演している映画だぁ~と軽い気持ちで借りたのですが、観始めて、え?ホラー?と気づきました。ケースの絵を見れば気づくって(笑)。監督がオキサイド・パンって・・・ひえ~~~と冷や汗をかき、観るのをやめようかさえ思ったのですが、とりあえず、もうちょっと観てから判断しよう・・・と思いつつ、最後まで観てしまいました(笑)。

予想してたより、全然怖くなかったので、正直ホッとしました。ホラーというよりサイコサスペンスですね。途中までは、比較的まったりと進み、怖いのは突然鳴ったりする音だけで、人形が歩いたりするのは、そんなに怖くありませんでした。
出演者はシャーリーンとショーンとイザベラのみ。ほとんど3人だけ。途中で話が展開し始めると面白くなります。何も考えずに観る方が楽しめると思います。
というか、私は、日記の日付とかどうなってるの??と考えたりしたんだけど、よく分からなかった(笑)。
凄く面白いかと聞かれるとう~んという感じですが、後半の展開が面白かったので、興味のある方は観てみて下さい。


以下、ネタばれ含みますので、ご注意願います。未見の方は読まない方がいいです。


前半は比較的まったりなので、どうやって話が展開するんだろう??と不思議な気持ちで観ていました。途中で統合失調症の説明が入ったりするので、ウィンナが病気であることが分かるので、人形が人間に見えてしまっているのかなという想像はつきました。友人らしきイザベラも、おそらく妄想上の友人かな、とか。しかし、恋人を殺してたという展開までは想像していなかったので、びっくり。もうそうなると、あのピンク色の肉みたいな物をまな板の上でドスドスやってたのを思い出して、うわ~~~ですよ(笑)。しかも、次の恋人も殺しちゃって、またしても、血の滴るキッチンででっかい鍋がコトコトいってるし(苦笑)。そりゃ近所の人も気づくでしょうね。

で、その後の展開がまた面白い。実は主人公は、妄想上の友人と思っていたイザベラ(役名忘れた)で、イザベラが自分はウインナだと思い込んでいたわけですね。実際のウインナはアクワン(字幕ではセイクワン?)と夫婦。アクワンはイザベラの元恋人でした。どんでん返しが2回来たのが面白かったですね。
え?アクワン殺したんじゃなかったの?と家の壁を壊してみると、しばられた人形が出てきたり。一番可哀想なのは、アクワンに似ている新しい恋人。こっちは殺されてしまったようですね。縛られて苦しんでいるショーンにちょっとドキドキ・・・(ヲイ)。
ラストに警察で、ニュースキャスターが自分を好き?とかいう妄想を話すイザベラが怖かった。友人から似たような話を聞いたことがあって・・・・・・。