根無し草のつれづれ

日々の雑感をひたすら書き綴ったエッセイ・コラム。また引用部分を除き、無断掲載の一切を禁ず。

Boz Scaggs 『Silk Degrees』

2010-01-16 23:31:01 | エッセイ、コラム
88年に「We're All Alone」が聴きたくて買ったCDです。
76年リリース。

その頃は他の曲はあまりピンとこなくて、せっかく買った事ですし、流して聞いていたのですが、そのあと色んなアーティストのCDを聴いたあと、改めて聴いてみると突然他の曲も格好良く耳に響くようになりました。

いわゆるブルー・アイド・ソウルになると思います。
オシャレなシティ・ミュージックとして80年代にはAORのカテゴリーにも入っていましたが…。

以前入力事務の仕事をしていた時、その職場では好きなCDを掛けてよかったので、今日はブルー・アイド・ソウル特集だ!! っとスタカンなどど一緒に流してみましたが、誰も気付いてくれませんでした(苦笑)。
今iPodで聴いてますが、やはりかなり丁寧な作り方をされていたらしく、音色が非常に良い作品です。

たぶんロック史を語る上では、名盤の1つとして登場するアルバムだと思いますが、断片的にしか聴いた事がない方は、是非聴いてみて下さい。
ビートに、コーラスやホーンの入れ方など、グルーヴ感が非常に絶妙ですよ!!
「Lowdown」などは堪んないです。


↓good artist・nice music! listen!!
LyricDesignさん


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『Life is Ekiden』


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elect-linkさん


↓heart-warming tunes
アトリエさん

笑顔

2010-01-16 01:55:59 | エッセイ、コラム
亡くなった父は笑顔が素敵な人物であった。
遺影も長男の結婚式の姿の満面の笑顔が使われている。
人が喜ぶ姿をみてそれを楽しみにするような性格の持ち主であった。
お人好しで、気が弱く、非常に繊細な性格でもあった。
また若い頃は長崎県内では有名なアスリートでもあった。
ちょっとした事、悪気はなく何気なく放った自分の一言を気に病むような優しい人で、言われた本人が気にもしてない事をいつまでも、気にするような性格の持ち主でもあったけど。
ただ根は非常に陽気で明るかったけか。

葬式の時、長崎の実家の町の人が沢山斎場に訪ねてきてくれて、家での父の姿しか知らない私ら家族は非常に驚いたけっか。
こんなにみんなにしたわれていたのか、と。

生き方は全く違うものの、私は父の性質を色濃く受け継いでいる。
昨夜、観に行ったアーティストさんからは、笑顔が好かったと言われもした。
これは完全に父の血だなっと直感した。

こんな殺伐とし、一般人みんなに余裕がない社会に変貌してしまった日本。
せっかく受け継いだ良質な父の血、そして、両親がさずけてくれた「知」の力、思春期と長い東京生活で培ったセンスで、このある部分ムチャクチャになってしまった社会を少しずつ、出来る範囲でみんなが幸せに笑顔で生きられる社会に変えたいと思っている。
政治ではなく自分の出来る表現方法でね。


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LyricDesignさん


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『Life is Ekiden』


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elect-linkさん


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アトリエさん

Atelier live at the street of KICHIJOUJI

2010-01-15 22:50:29 | エッセイ、コラム
さて、昨夜ふらりと、以前からSNSのマイスペースで交流のあった


アトリエさん

の路上ライヴに行って来ました。

吉祥寺の伊勢丹付近で木・日(だったかな? 詳しくはサイトをご確認下さい)の21:30くらいから、天候が悪い日以外は演っているとの話しで、前から生音を聴いてみたいユニットさんだったのですが、タイミングが悪かったり、私が失念したりしていたために、徒歩圏内なのに、観そびれていたミュージシャンさんです。


昨夜は吉祥寺の伊勢丹前の路上が工事をやっていて、うっまた空振りかっと思ったのですが、あちらこちらを見渡すと、ちゃんとお二人は寒空の中、頑張って演奏していました。

初めは普通の通行人の振りをして、たまたま通り掛かった人間を演じていたのですが、休憩の時に、これこれで、マイスペで交流のある者ですっと名乗った時のお二人の喜びようたっら、もうこっちが照れてしまうくらいでした。

ネット上で交流のあるミュージシャンさんのライヴに気紛れに出掛け、正体を明かした時の相手が喜んでくれる姿ほど、オーディエンス冥利(みょうり)に尽きる事はありません。

気温はたぶん0℃くらい、凛(りん)とした空気が武蔵野の地を包み、濃紺の空に星がきらめく中、ギターのコジマさんの紡ぎ出す澄み切った音と、ヴォーカルのK-coさんのちょっとハスキーな唄声が、工事のノイズも何のその、吉祥寺の街を美しい音で彩(いろど)っていました。
K-coさんはピアニカとあれはグロッケンというのでしょうか…可愛らしい鉄琴のようなものを唄の間に挟んでアクセントを付けてもいました。

帰り道に公園の時計を見たら22:40くらいでしたので、彼らは1時間くらい、路上ライヴを演っていた事になります。

でもその時間や寒さを全く感じさせない心温まる演奏っぷり。
いい感じに観客とコミュニケーションを取りながらですのでなかなか堂に入ったものです。

今年の3月3日にはミニ・アルバムも発売するそうですよ。

こちら↓では

アトリエさんのマイスペースでのページ

では彼らの楽曲の試聴も出来ますから、お気に召したら、ライヴに足を運ぶなり、CDを購入するなりしてみて下さい。
ささくれ立った心を和ませてくれる好い音楽だと思いますよ!!

2010-01-14 23:50:54 | エッセイ、コラム
意外にも非常に歓待受けた帰り道、刺すような冷たさの外気温とは裏腹に、とても温かい気持ちで、吉祥寺から歩いて帰宅。
ふと地面に目を落とすと、街灯の明かりで、私の影が2つ。

ミュージシャンさん(あとでキチンと書きます!)から温かいパワーを貰って少し強くなった心が、実体となって現れたかな…。


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『Life is Ekiden』


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カラカラでブルブル

2010-01-13 22:15:48 | エッセイ、コラム
部屋の湿度が38パーセントしかありません!!
これでも部屋では加湿器を稼働させています。
大きいものだと結露がヒドいので、私が使用しているものは、簡易型のものですが…。
普段なら私の加湿器でも60パーセントくらいまでは湿度は上がるのです。

しばらく前、空気の入れ替えをしたら、湿度が10パーセントまで落ちました。

これだとウィルスが活動するにはもってこいの環境と言わざるを得ないでしょう。

暖房で室温を上げると更に湿度は下がりますから、喉が弱い人、声を出す事、喉を使う事が職業の人、部屋の湿度を上げましょう。
寒いのでただでさえ、身体が弱りがちになりますから。

口周りの湿度を上げ、飛沫感染を防ぐという意味でも外出時のマスクの着用は必須かもしれません。
帰宅時のうがい・手洗いも。
インフルエンザなどだけではなく、地味に一般の風邪も流行っていますよ。


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『Life is Ekiden』
↑イシバシ監督のお話しでは、1月半ばで配信停止とか。
これは観とくべき良質な作品ですよ!!


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流行り病に掛かって…

2010-01-12 19:34:42 | エッセイ、コラム
さて、風邪的な具合いの悪さが、胸焼け・吐き気に移行してお腹も緩くなってきたので、内科クリニックに行ってきました。
やはり風邪の亜種らしく、ドクターから胃や腸のあたりを触診され、痛い所はないか確認された上で、注意事項が記されたプリントを渡され、風邪薬ではなく、今回は胃腸薬が処方されました。

こんなに消化器関連で気持ちが悪くなるのは、10年くらい前にメニエール病を患(わずら)ったとき以来です。

習慣化しているアロマオイルをポットで熱する匂いも気持ち悪く感じるほど。
梅干しが妙に美味しいくもあります。

ひょっとしたら妊娠した女性が味わう「つわり」ってこんなものなのかなぁっと思ってみたり。

食事も見直さなければならなく、色々と面倒臭いものです。
面倒臭い身体を持って生まれきた以上仕方がないことでもあります。

今回のこの風邪様のものに対してドクターから頂いたプリントには、日常生活で留意することとして、「安静」、「保温」、「飲食物に気を付けること」、「処方薬を指示通り飲むこと」、とまぁはじめには病気の時には当たり前とも思えることが記されていて、避けるべき食品には、「冷たいもの」、「脂質」、「繊維質」、「消化が悪いもの」、「体内発酵をしやすいもの(糖類や豆など)」、「刺激物(スパイス・炭酸飲料・アルコール・コーヒー)」、「牛乳」などが記されていました。
豆類は前もドクターに注意されたことがあって、その時は理由を訊かなかったので、疑問のままだったのですが、今回やっと理由が分かりました。
なるほど、体内発酵が消化器に負担を掛けるのか、と。

私は医師の言うことはよく守るのでほどなく病状は改善することでしょう。
けれども、病気では最先端を行く私はまたどこかで、要らん流行(はや)り病(やまい)を頂いてくるのですが(苦笑)!!


冗談はともかく、生活形態や経済的事情でなかなか病院に掛かれない方が沢山いるのが問題です。
調子が悪かったらなるべく病院に行くのが一番なのですが…。
薬局で販売されている市販薬の効果には限度があり、価格も高くまた自己判断での薬の服用は逆効果になることもあり結果、お金は余分に掛かった上で病気を長引かせることにもなります。
その点、病院で医師に掛かり、適切な治療を受けていれば、病状にピンポイントで合った効果の高い薬を処方しても貰えますし、治りも早く精神衛生上にも良いものですから。

ただ、現状は国民健康保険の掛け金が高かったたり、経済的事情があるのに直ぐに保険証を取り上げたり、更には発行しなかったり、病院に掛かったら掛かったで医療費の負担額も大きかったりして、掛かりたくても掛かれない人もいるのが、問題なんですけどね。


自民党さんが経済建て直しの御旗の元、滅茶苦茶にしたこの辺の問題をさぁどう是正してくれますか? 民主党さんって所でしょうか…。


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『Life is Ekiden』


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リミッターが切れた夜

2010-01-11 22:13:44 | エッセイ、コラム
ずっとむかしの93年の早春。
私は高熱にうなされていた。
40℃くらいの熱が続いて、それがずっとおさまらないものだから、たぶんこのまま目覚めない朝が来るのだと思っていた。
でも、まだ若く基礎体力もあった私は高熱のまま寝付き、高熱のまま目覚めてしまうのだった。
近所の内科医の診断はインフルエンザ。
薬飲んで、点滴をされて部屋で寝てという日々が続いていた。

1人暮らしの病気は面倒臭い。
まず健康の基本であるまともな食事が作れない。
汗をかいて汚れものが増えても洗濯する気力が起きない。
それが1日、2日だったら、大した事はないのだが、3日、4日になってくると、段々不安になってくる。

その時はあまりにも回復が遅いものだから、もうこれは強引に入院してしまおうっと思い病院に向かった。
徒歩で数分の病院があんなに遠く感じた事はない。
これこれでこういう事情なので、ベッドに空きがあったら入院させて下さいと渋る医師を説得し、その手続きのため、病院のロビーにいて、尿意を感じたのでトイレに行き、用足しが終わり鏡をみると、顔に発疹が出来ている。
と、身体のアチコチにも!!
医師の完全な誤診で、私はインフルエンザではなく風疹(ふうしん)だったのだ。

その夜から入院し、1週間病院のベッドで完全看護の状態だった。
やっと安心出来たのだった。
しかし、発疹は口の中にも出来ていて、饗される食事のオレンジ・ジュースの酸味すら痛く感じる始末。

朝に点滴をされるのだが、終わったあとは、身体が麻痺したような状態で、実家との連絡で入院している部屋がある2階から電話がある階下に降りるのもひと苦労。
ホントに一段一段階段を降りていかなくちゃならない。
一応、ちゃんとした要件で、実家の母が連絡してくるのだが、それがあまりにも頻繁(ひんぱん)だったため、見かねた看護婦さんが、

「病気で入院しているんだから、こんなに頻繁だと治るものも治らないから、お母さんにあまり連絡してこないように言いなさい」

っと何故か私が叱られた(苦笑)。

入院中の楽しみは、夕方のリピート・ドラマの『刑事(でか)貴族』(笑)。
それまで気にもかけなかったドラマだったのに水谷豊さんの飄々とした演技とストーリーがなぜかツボだった。

そうして1週間。
何とか回復し熱も下がり、めでたく退院したのだが、しばらくは、また発熱するのが怖くて徒歩圏内以外に出る事が出来なかったか。

それ以来である。
インフルエンザなどの高熱を伴う病気に掛かると、それまで38℃台止まりだった発熱が40℃近くまで軽く上がるようになったのは。
こういう事のメカニズムは分からないのだが、あの風疹で、私の中の発熱のリミッターが切れてしまったのだと自分では解釈している。
そんな私は麻疹(はしか)もやっていない。
その入院で、一時的には注射には慣れたのだが、基本的に私は注射は大嫌い。
自ら進んで予防接種をやったのは94年のインド旅行の際のコレラだけ。

その後インフルエンザに掛かり、高熱を下げるために、私の許可もなく、解熱剤の注射をしようとする老医師の老獪(ろうかい)な戦術を察知した私は毅然(きぜん)とキッパリと、嫌です! 経口薬にして下さい!! と断ってやった。
バカなのである(笑)。

で、麻疹の予防接種も新型インフルエンザの予防接種も、季節性インフルエンザの予防接種も全部やっていない。


話しが横道にそれてしまった。
そういう経験があるので、1人暮らしの友人や知人が病気になったと聞くと心細い気持ちになって、また彼らは困っているのではないかと、心配になるし、自分が病気になった時は、少々面倒臭いが、あの時に比べればまだマシ、この程度の事で、この世にオサラバって事もないだろうっと思っている。

そうやって頓服(とんぷく)で持っている葛根湯や解熱鎮痛剤を飲んで騙し騙し今回の風邪も治している。
まぁ明日になれば行き着けの内科クリニックも開くし、病状をみて掛かるか掛からないか決める事にしよう。

病人食

2010-01-11 17:06:43 | エッセイ、コラム
またしても風邪をひいてしまいました(苦笑)。
とにかくダルく、頭が痛く熱っぽくて、気持ち吐き気も。

でもこういう時こそ、食べなければいけないのだ!! という訳で病人食です。


市販のカップ麺のうどんに、ネギとショウガをたっぷりと入れて食します。
ショウガは喉の腫れを抑える働きがあり、ネギの効果は忘れましたが、風邪などには効果的だった記憶があります。
身体があったまるからと、唐辛子を使うと気管支系の腫れがある場合には更に腫れて逆効果になりますので注意して下さい。

身体が弱っている時は消化器系も弱っている場合もありますので、消化に時間が掛かる油ものは避けた方が無難でしょう。

現在、風邪と闘ってる皆さん、頑張って治しましょう。
気弱になると風邪の野郎は、調子にのって、やりたい放題やりだしますので。


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a catholic education

2010-01-09 15:19:17 | エッセイ、コラム
この記事タイトルと写真はteenage fanclubの1990年の1stアルバムのタイトルと、ジャケット写真から引用したもので、私の手元にあるのはアメリカ盤でマタドール・レコーズからリリースされたCDです。

歌詞カードが付いていないので、曲の歌詞は分からないのですが、たぶんこの場合の「カトリック教育」とはアルバム中では皮肉っぽく使われているものだと思います。
スコットランドのグラスゴーの跳ねっ返りの若者にとって、頭から抑えつけられるカトリック教育が心地良い筈はないので。
私に英語のネイティヴの曲の歌詞を聴き取り、理解する能力はまだ備わっていないので想像の域は出ないのですけど。

とまぁ前置きが長くなってしまいましたが、昨日近所のカトリック教会が毎日のように行っているキリスト教講座を受講してきました。

年末年始にバカなもので、後先考えずに浪費をしてしまい、予定していた語学学校の英文法の授業を受講するお金も、映画鑑賞するお金も無くなってしまったため、何かを勉強したい私が一計を案じて、取った行動です。

教会に所属する神父さんが、教鞭をとるもので、カトリックの教義について、専門用語を交えながら、難解で高度な授業を行うのかと思いきや、教壇に立った年配の神父さんはユーモアたっぷりにジョークをとばしながら、現代の社会病理について、身近な喩えを出しながら、非常に分かりやすく、こういう事例についてはカトリック的な解釈ではこう考えるというような話しをされていました。
道徳の授業の大人版といった感じです。

環境要因から私は昔から普段考えたり、感じている事が子供の頃は大人寄りで、今は年配の方々のような所があり、友人などとは話しが噛み合わなかったりするもので、受講者の大半を占める年配の方々に合わせた神父さんの授業内容がピッタリだったりするのです。

今年はカトリックについて学んでみようと思っただけですので、別に授業内容が固くても柔らかくても構わなかったのですが、初めの授業がこんなに面白く興味深いものに当たるとは思ってもいませんでした。

私が昨日習った神父さんは、時にあえてピエロになったりしながら、難しく語ろうと思えば、簡単な事を、噛み砕いて一般人の土俵に降りてきて話す技量がある方でした。
偉ぶった所も全く無し。
非常に頭が良い方なのだと思います。

こういう格好いい歳のとり方をしたいものだと、良い手本を見せて貰った気がしました。


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『Life is Ekiden』


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前厄に聖テレジア

2010-01-08 19:19:10 | エッセイ、コラム
またテレビが壊れてしまった。

「ご自由にお持ち下さい。まだ見れます」

との貼り紙がしてあったので、これは渡りに船だ、とばかり数年前に頂いてきたテレビである。
当時もテレビが壊れ、困っていたのだ。
アジア大陸製の、全く見たことも聞いたこともないメーカーの製品で、部屋に持ち帰り、早速アンテナ線に繋ぎコンセントを差し込み、スイッチを入れてみると、確かに映ることは映ったのだが、ブラウン管の両片隅が磁気の影響と思われる変色の仕方をしたものであった。
いったい以前の持ち主はどういう使い方をしていたのか、それとも安かろう悪かろう、で元々の品質が悪かったのか…まぁ、体よく半ば騙されるような形でリサイクル料金の肩代わりをしたようなものである。
でも、貼り紙の通り、見られることは見られたので、そのまま使用していたものだ。

そうして数年。
先日疲れて、テレビをつけたまま、うたた寝をしていると、なにか妙な雰囲気がする。
基本的に眠りが浅い私はちょっとした異音でも目覚めてしまう。
私のテレビの使い方は真剣に見る時以外はミュートである。
最近に至っては地上波のテレビ番組の質自体が落ちていたのでスイッチすら入れていないことが多かったのだが、たまたまその時はニュースか何かを観ていたかで、しかし、疲労に加えて暖房の心地良さから、音自体は消していたものの、画面はそのままで眠っていたのである。
多分なのだがテレビが寿命を終える時に何かしらの異音がしたのだろう、寝ぼけ眼でふとテレビ画面に目をやると、スーって感じで画面の色が薄くなり、やがてスイッチを入れていない時の灰色の無機質なブラウン管の色になってしまった。
眠かったので、その時はとりあえずスイッチを切って再び眠りについたのだが、翌朝テレビのスイッチを入れてもうんともすんともいわなくなった。

今月は年末年始の突発的な出費で金欠である。
リサイクル商品であってもまたテレビを買えるお金は何処にもない。
外に出てまでテレビを見たくない見る必要もない、との理由から、私の携帯にはワンセグも付いていない。
テレビ番組が総じて面白くないと言っても、観たい番組が全くない訳ではないから、無きゃ無いで困るものでもある。

去年の9月までは、PCが無かったのでそれを使いたい時はネットカフェに行っていたのだが、今度はテレビを観るためにネットカフェに行かなきゃならない。
ただ困った事に私は暗くて狭く臭いも雰囲気も悪いネットカフェが大がつくほど嫌いなのだ。

年をまたいで去年から私には試練とも言える厄介な出来事が次々に身に降りかかっていたのだが、またしてもって感じである。

幸運な事に身体には特に不自由は感じないのだが、やることなすことが大抵、駄目な方向に向かい結果大破してしまう。
悪運が強いので命だけはあるのだが…。

今年の3月で40歳。
あまり詳しくはないのだが、前厄になるのかな?
本当にこういう事ってあるんだなっと不思議に思う。
仕方がないので、カトリック教会に併設されているショップで「聖テレジア」のネックレスを求める(場所柄商売目的ではないらしく非常に安価な商品)。
何でも、「病気・頭痛」から護ってくれる聖人らしい。
キリスト教信者ではないので、十字架のアクセサリーは決して着けない事にしているのだが、聖人に救いを求めることくらいは、許して貰えるだろう。


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