朝食と昼食をかねたブランチのアジ干物定食です。
正直、今回のツーリングをどう説明すれば良いのか迷っています。
とりあえず時系列でご説明します。
路地でエンスト、いつものことなのであまり驚きもしません。
カマキリにエンストを見られました。
エンストしたのはU様のご自宅前です。
たまたまご主人が玄関からできました
挨拶して路地にのこる古い民家や商家、料亭について情報を頂きました。
なんだかんだで10分以上の立ち話です。
この日は暑くとご主人が上がって行きなさいと勧めてくれました。
街の話を聞きたくもあり勧められるままお邪魔しました。
奥様はお買い物中とのこと。
そろそろおいとましようかとした時に奥様が買い物から帰宅されました。
奥様にもお礼を申し上げてバイクにむかいました。
ところがエンジンがうんともすんとも動きません。
ご主人と奥様も心配され懇意のバイク屋さんに連絡を取ってきた抱きました、
バイク屋さんは小型ばかりでカワサキは対応できないとのこと。
手持ちのスパークプラグと交換したらエンジンが動きました。
手が汚れたの洗面所をお借りしました。
今度は奥様とは料理ネタで話が弾み意外な展開となります。
今から知人のためにパウンドケーキを焼くとのこと、余分に焼くので持って行きなさいと勧められました。
焼きあがるまで時間がもあるので、ご主人の車で四日市市内のどこか懐かしい風景が探しに行きました。
ご主人は四日市生まれの四日市育ち、仕事も地元で自営でした。
地元の人は当たり前すぎて地元をじっくり見ることがありません。
と言うことで今回はご主人が若かりし頃に通った映画館、飲み屋街、仕事でよく行った工場群、かろうじて昭和の記憶が残る商店街、旧東海道
紡績工場跡や製陶工場跡(今はスーパーや住宅街)を一緒に回ってきました。
写真はあまり撮っていません。
あの自然崩壊がすすむ商店街も行きました。
Uさんは50年ぶりだそうです。
『明るい商店街』冗談ではなく本当にこの看板なのです。
自然崩壊が進んでいる横は普通に営業している。
たんなる廃墟ではなく生活感がある。
Uさんも驚き、当時は洒落た洋酒出すお店に通ったそうです。
コンビナートと港湾施設だらけの四日市市にはもうないと思っていた砂浜も見に行きました。
水は意外と綺麗でした。
1時間半ほどしてご主人の携帯にケーキが焼きあがったと奥様からの電話です。
Uさんの自宅に着くとケーキが焼きあっています。
色が濃いのはチョコと完熟バナナのペーストを使ったケーキです。
色が薄いのはレーズンとオレンジピールを使ったケーキです。
どちらもスライスアーモンドがのっています。
チョコと完熟バナナのペーストを使ったケーキ
チョコとバナナの香りが良く、焼き立てなのでチョコがしっとりして美味しい。
レーズンとオレンジピールを使ったケーキを1本丸ごと頂戴しました。
一晩ねかせてから食べました。
レーズンとオレンジピールは甘さ控えめでこれも美味しいです。
Uさんご夫妻
今回は大変お世話になりました、
見ず知らずのヘンなライダーが突然現れご迷惑をおかけました。
ツーリングに行ってもバイクとは無縁の方と話しすることが多いです。
今回もそうでした。
まっとうなツーリングのライダーさんとは話題が合いません。
さて10月もツーリングの予定をしております。
興味がある方はご一緒しましょう。
路地ばかりなので中型以上のバイクでお願いします。
<追記>
本日、Uさんのご自宅にお礼に伺いました。
イギリス積みのレンガ倉庫