ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

レジ故障で手計算

2009年08月27日 | 売店
  

 人間は機械やコンピューター等に
頼りすぎるきらいがあります。
しかし、それが何かの調子で動かなくなったり、
突然壊れたりして復旧までしばらくかかると、
たまにパニックに陥ることもあります。
 
 昨日、売店のポスレジがそうでした。
担当者がいつものように電源を入れ、
立ち上げてレジの準備をしていると、
「Loading[ローディング]の表示から
一向に前に進みません」と事務所に連絡。
「その後、電源の入り切りを試みたのですが、
全くだめです」と慌てた様子。
開館10分前の話でした。

 それからと言うもの、
大阪のメーカーに電話して
指示を仰ぐものの、
「ソフト基盤関係でしょう」の回答、
「うちでは電話で故障修理の案内ができませんので、
延岡に居るソフト会社N○○に連絡します」
と、レジの復旧に時間がかかるだろう、
という“不吉”な事実に直面。

 そこで、とりあえずは
「まぁ、復旧の間は裏紙に
購入品を手書きし、
電卓で計算してやるしかないね」
と突然のレジの“反抗”にも、
仕方なかろうの気持ちでした。



 それから、担当者が10時40分に来て、
修理箇所を点検、
「基盤のディスク2本(1本はバックアップ用)が
両方壊れてだめです」と故障状況を報告。
しかもその基盤、在庫は延岡になく、
「最低でも(午後)3時までかかります」と。
「あちゃ、3時まで」
「ではその間ずっと手書きなの」
と担当者も困り顔。

 一時して2時半過ぎに別の担当者が現れ、
修理に入り、「データーを取るから
使用中でない別のレジのディスクを貸してほしい」
との説明でフロントのディスクを使用するも
これが別バージョンで互換性がないことが分かると、
午前中に見ていた旧売店ポスレジで操作、
すでに時刻は夕方の5時を回っていました。

 それからディスクをコピーして
6時15分、修理もようやく完了。
それを確認して今まで手書きの計算書を打ち込み、
8時前までかかっていました。

 約20万円の売り上げを
お客様の多い時は3人掛かりで対応。
一人は手書き、一人は計算、一人は袋詰め、
うまく仕事を分担しても
混雑した時はさすがに焦ります。
しばらくお客様に待っていただく時は
あらかじめお客様に「レジが反抗期でして」
と説明すると、事情を分かってくれてるようで。

 レジに任せっきりというのは
怖いものがあるんですね。
人間はいかに機械やコンピューター等に
頼りすぎているか、
こういった事態で初めて分かるものです。
自動化された機器の有り難さを
改めて身にしみた売店担当者でした。



 売店に限らず、フロントでも
万が一のトラブルに対応できるよう、
マニュアルを改めて見直しておこうっと。