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こだわりメモ帳

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・ この夏エアコンの下で

2007年09月07日 | ◆ こんな本

長浜黒壁スクエア梟


 暑くて出番の多かったエアコンの下で読んだ一冊の本は、司馬遼太郎「空海の風景」上・下
司馬記念館の書籍コーナーでこれを求め、ゆっくり読めるときが来るまで飾ってあった。
この間ずいぶん空いているのはさて置き、閑話休題
記念館で関連の企画展が行われ、その時気づいたタイトルのことである。
初出は中央公論73/1月号で、タイトルは 『空海』の風景 であった。単行本は 空海の風景 である。
何故かタイトルの表し方が変わっていて、このことについて今までどこかで話題になったのか、何も知らない。
また別のことになるが、単行本出版時のひとつの話題は、印刷所に精興社が指定されたことで、
詳しい訳は知らないものの、字体が独特にきれいな仕上がりとなったこの本は、他の司馬本と違っている。
古い漢字が多いことが何か関係しているのか、
その後の再版は別の印刷所で行われていて、今本屋で新刊を探しても精興社版はもうない。
本題については、いずれまた。
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