hayashi5 blog

Time goes by, Life goes on...

最終戦

2010-10-07 18:04:08 | 

最終戦
で、六本木からまた横浜に戻り、最終戦観戦。今日勝てば、自力で2位通過決まり。しかも、中日と勝ち負け並びます。で、相手は話題の横浜です。

佐伯の引退セレモニーはあるのかな?


未来を創る工学

2010-10-07 16:52:50 | 学問

未来を創る工学
六本木の政策研究大学院大学でのシンポジウム。主催は国立大学53工学系学部長会議で、うちの母校も11の協賛校の1つです。

国立大学53工学系学部長会議とは、旧帝大、東工大、筑波大学を除く、国立大の工学部のネットワークだそうです。

午前中、横浜方面の会議が入り、バタバタしましたが、なんとか開催時刻までに到着。

シンポジウムのテーマは社会に貢献するための工学系人材の育成と産学連携。

基調講演は、東レ 水処理・環境事業部長の阿部氏。水資源ビジネスを中心に、東レの研究開発のご紹介。

その後、山形大 大場教授、熊大 両角教授による各大学の研究事例紹介。事例は、エネルギー問題に関するものでしたが、小さなものから、大きなものまで、身近な大学で研究、実証が進んでいるようです。神大では、宇宙太陽発電の無線送電までやってます。すごい!

今回は、すべてのプレゼン資料が白黒ですが配布されました。技術的にもかなり面白かったです。

最後のパネルディスカッションでは、両教授に加え、大阪のおばちゃん、エア・ウォーター社の太田房江氏と川重の堤香津雄氏が登壇。太田氏は、今は北海道で植物工場の立ち上げをされているそうです。川重の津氏はSWIMOのギガセルを開発された方。

法人格になり、自分たちで研究資金を調達しないとならない大学と、基礎研究を外注化したい企業の産学連携は以前よりも増えているのでしょうが、如何せん長年染み付いた文化が双方にある気がして、まだまだ課題はたくさんありそうです。

ただ、こと工学の発展を考えると、企業だろうが大学だろうが、技術者が幸せになれる社会。技術者の社会的地位の向上が必要だと思います。

また、人材の育成としては、多様性を認める社会、余裕が必要なんでしょうね。すぐにリターンが求められるこの時代、企業とっては非常に難しい課題だとは思いました。そこはある意味、政治の話にもなるのかもしれませんが、いち技術者として、夢を持って、自分の未来を創ることが、今の自分に出来ることだなと思いました。