サブプライム問題に起因した、米国の金融破たん。とうとうダウも1万ドルを割り込む様相で、ますますもって、世界同時不況へ突き進んでいるように思います。正直、1年遅かったかなと思ってます。
そんな時期にあってか、今週の日経ビジネスも、日本経済に警笛を鳴らす論調が多いです。
- 上島 達司UCC上島珈琲CEO
『業界の経営環境に対して逆風が吹くことはある。だが、自社の不調を環境のせいにしてしまえば、経営者としてはおしまい。環境の悪さという横並びの意識ではなく、挽回へ何をすべきがを考えなければいけない』
- 岡本 行夫氏
『(前略)今までは右肩上がりだったので、誰でもうまくでいたということなのでしょう。積極的にフロンティアを切り拓いていく人にとっては、今はチャンスです。他社との差を広げたり、遅れを取り戻したり。その代わり、うかうかしていると、どんどん後退する。世界が前に進んでいるから、何もしないと現状維持さえもできなくなる』
もちろん、企業や政府に対するものですが、個人の意識においても同じことです。
岡本さんのインタビューでは、これ以外に日本政府・日本企業・日本人の意識の低さ、戦略のなさを指摘しています。前にも書きましたが、このままでは、先進国はおろか、アジアからも取り残されていってしまいます。
外の世界に出たいと思っていますが、それでも死ぬまで日本人です。伸るか反るかですが、それでも、日本のため、世界のため、自分のために打って出たいと思っています。
そんな中、同じく日経ビジネスで紹介された、マザーハウス社長の山口 絵理子さんの記事に、日本もまだまだ捨てたものじゃないと思う反面、やっぱり女性の行動力はすごいなぁと思ってしまいました。
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