国立新美術館で開催中の、カリフォルニアデザイン展に行ってきました。20世紀のアメリカンモダンデザインがテーマで、戦後の日本人が憧れた、自由で豊かで大きなアメリカの象徴です。
上流なニューヨークと違って、大衆のカリフォルニアはアメリカンライフの象徴で、カリフォルニア・デザインは、アメリカの工業デザインのもとになっています。
元々は、軍事用素材を一般工業製品に転用したり、イームズ夫妻が負傷兵のために、それまでの金属製から、合板を使った添え木を作ったりと、戦前、戦中を経て、戦後に大きく花開いたようで、その起源と発展、繁栄がよくわかる展覧会でした。
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