コンサル会社代表の野口 吉昭さんの著者。
自身の体験から、コンサルにとって重要な、質問する力について、分かりやすく解説しています。
質問は、簡単なようで実は非常に難しく、その良し悪しによって、相手を不愉快にさせたり、場合によっては仕事自体を失敗に導いたりします。
本著書において、コンサルに必要な能力として、①仮説力、②本質力、③シナリオ力を挙げています。事前に情報収拾を行い仮説を立て、相手との対話の中でその本質を見極め、質問プロセスのゴールに向けたシナリオを描くということだそうです。
私は、自己チューの(?)B型で他人の事に興味が無いため、質問ベタで会話が続かず、後になって聞くに聞けなくなって後悔したりします。で、結局のところ前述の3つの力がないということを感じました。自分で答えを持っていても、まずは相手に質問をすることで、より適した解が見つかることだってありますが、先入観が邪魔しているわけです。
実は、ずっと自分の欠点と認識しているんですけどね。
来年は(来年こそは!)、人の話を聞きながら、かつ自己主張できる、いいバランス感覚を身につけようと思います。
ちなみに、本著で紹介されている、語彙数推定テストをやってみました。結果は、50,500語、48,000語、55,000語で、かろうじて大学生レベル: 4万5千~5万語をクリアでした。
今年もご愛読いただきありがとうございました。来年もよろしく。
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