久々のセミナーで、安藤忠雄さんの講演を聴講いたしました。
さすがのネームバリューで、会場は満席。講演前にサイン会ありということで、書籍販売にも列が出来ていました。
内容は安藤忠雄さんの講演と一橋大学の米倉誠一郎さんとの対談で、安藤さんの建築家としての活動やこれからの日本に対する考えを中心とした2時間でした。
大阪に生まれ今でも大阪に事務所を構える大阪のオッチャンですが、言ってることや質疑応答に対する受け答えは至って真面目な印象。
独学で建築を学び、やりたいことをやれているからだと思いますが、この方も本当に元気でイキイキとされていました。
建築材料にコンクリートを使うのは、世界中で同等なものを調達できる材料で、だれも造れないものを造るという気概なのだそうです。なるほど、かっこいい。
こう言う生き方ができる人が日本の教育制度から生まれる可能性は少なくなっていくのだろうと思います。
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