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プロ野球重大事件 - 誰も知らない“あの真相”

2012-03-20 23:00:11 | 書籍
プロ野球重大事件 -   誰も知らない“あの真相”
東北楽天ゴールデンイーグルス名誉監督、野村克也氏の著書。

清武の乱、落合解任、DeNA誕生と言う動乱を受け球界の改革を訴える内容!と思いきや...

目次は以下の通り
序章 プロ野球は大丈夫か?
第1章 プロ野球を変えた重大事件
第2章 誰も知らな いあの事件の真相
第3章 プロ野球場外乱闘
第4 章 野村流プロ野球改革案

と、半分は昔話。でも知らなかったことばかりでおもしろい。長嶋茂雄や張本勲が南海に入る予定だったこと。でも南海のケチさと巨人の札束攻勢でどんでん返しがあったこと。江夏は吉田監督と反りがあわず阪神を追い出されたこと。野村氏自身が南海を追放された理由。その他戦後プロ野球をその中心で見てきたからこそ知ってる、そして言える暴露とぼやきの数々。プロ野球ファンには興味のある話ばかり。

大義名分である、今のプロ野球については、序章で上記3つの事件、孫さんと三木谷氏の違いがチームの強さの差であるとのぼやき。結びでの改革案では、Jリーグの川淵チェアマンのような現場を知る、しかも影響力のある人をコミッショナーにすべきと提唱。そこでナベツネさんが適任であると。

そういうそういう野村さんがコミッショナーになればよいと思う。ナベツネさんよりも野球を知っているし、ナベツネさんよりも情はあるし、ナベツネさんよりも言ってることが分かりやすいし、ナベツネさんよりも長くは生きるだろう。球界として権限を持たせれば、かなりの改革が出来ると思います。


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