神戸大学の北米Weekなるイベントを開催するとの情報を、駅のポスターで見かけたので、急遽行って来た。「brochure.pdf」をダウンロード
今日は、その初日であり、その目玉として宮内義彦オリックスCEOの基調講演と、兵庫県の大学学長によるパネルセッションが行われました。
まずは、宮内CEOの講演の感想。
もっと、堅苦しく物静かなおじいさんと思っていましたが、そこは関西人らしく、ユーモアある良いおじいさんでした。
内容自体は、まぁそんな目新しい内容はありませんでしが、印象に残っている内容として、
「日本の教育、医療は独占的であり、国からの配給性のようなもの(日本教育、医療の生産性が米国の7倍という指標に対して)」
「これからの日本は、知識集約型産業への転換が必要であり、そのためには多種多様な人材が必要。男性には女性を、若者にはベテランを、日本人には外国人を組ませるようなことが必要(若い世代の教育について)」
その後の、関学学長、神戸外大学長、兵庫県立大副学長、神大学長の講和とパネルセッション。
結局、どの大学も大学改革を唱えているものの、時間の関係もあり具体的にどうするのかは分かりませんでした。
特に、テーマである「国際的な人材の育成」については、施設の充実、海外の大学との協定締結など、ハード面は旺盛ながら、どうやって日本の若い世代を国際化していくのかというソフト面は策無しと言った印象でした。
聞くほうとしては、若い世代への危機感はあるものの、反面学歴のない自分にもチャンスはまだまだあり、ステップアップ、キャリアアップのチャンスはやる気しだいだと感じました。
こういうセミナー、公演会は頻繁にやっているようで、金目当てのセミナーを探すより、大学のイベントを探ってみるのも良いなと思いました。
これからも、家でこつこつやるだけではなく、外に出て生の声を聞いてみるのもいいと思っています。
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