日経ビジネスに、ハーバード大経営大学院学長のJay Light氏と竹中平蔵氏の対談記事が掲載されていました。
その中で、Light氏が考える5つのリーダの資質というものがありました。
その1:判断力。問題を正しく設定し、問題に優先順位をつけること。
その2:起業家的な見方を身につけることで、問題や制約を見つめなおし、他人には分からないチャンスを探し出すことで、制約を制約でなくしてしまうこと。
その3:意思疎通の能力。異なる文化を背景とする人が何を言おうとしているか、真意をつかむこと。
その4:個人や企業の価値観を理解し、長期的な目標へ置き換えること。
その5:実行する勇気。
グローバル社会の中でのリーダの資質という主旨ですが、実際はどんな状況にでも言える大前提だと思う。
今日、年上の部下と1時間話をしましたが、深く、ふか~く、そう感じました。
自分の思いを押し付けるのではなく、相手に考えさえ、相手の意見を聞き、相手に主体的に行動させること。簡単そうで結構難しい。
これとは別に、竹中氏は、日本は大学を利用して社会人を再教育するシステムを作るころが必要と説いています。
確かに、日本での社会人の学習の場は少なすぎる。
自分も含め、会社に入り、年をとるごとに、学習意欲に駆られることってたくさんあるものの、企業側にも大学側にも、その前に国民の側にもそういう意識はありません。
私も、仕事や経済面が安定したら、夜学でもなんでもいいので、大学院に通いたいなぁと思っています。
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