電気屋に行く前に、北京で有名なラマ教の寺院、雍和宮に1時間歩いて行って来ました。(歩いていく間に、いろいろな北京の風景も見れました)
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雍和宮は清代康煕三十三年(1694)に建立された。北京地区で規模最大、最も完全な形で残存するラマ教(チベット仏教)黄教の寺院。廟は南に向かって立ち、南から北へと牌楼院、昭泰門、天王殿、雍和宮殿、永佑殿、法輪殿、万福閣などが並んでいる。
法輪殿内に安置された「五百羅漢山」は紫壇製で、幅3メートル余り、高さ約5メートル、厚さ30センチ。金や銀、銅、鉄、スズの5種類の金属で製作された「五百羅漢」は雍和宮で「3大絶品」の1つに数えられている。万仏閣に奉納された巨大な木彫仏像「マイダラ仏」。高さ18メートルで、地中にある部分を含めると背丈は26メートルになる。これも「3大絶品」の1つであり、1990年にギネスに登録された。
このほかにも雍和宮は数多くの仏像、そして仏教に関する資料や写真を保存しており、それぞれの殿で公開されている。
--- 「チャイナネット」より
入場料は25元。チケットに中国語しか書かれていないところを見ると、中国人価格、外国人価格と区別はないのだろう。
で、このチケットの中には、8cm VCDが入っている。ただし、何が記録されているのかは、解読不能。寺の紹介または、お経か?持参しているPCにCDドライブがないので、わかりません。
境内に入ると、中国人、外国人半々くらい。休日だからか、ツアー客も結構いた。
で、中国人は老若男女問わず、線香を手に一生懸命お参りしてました。
中には、3歳くらいの子供も親の真似をしながら、熱心にお参り。
そして、これが一番奥にある、万仏閣。18mの仏像は圧巻でした。
全ての堂において、撮影禁止でしたが、日本・海外問わず、こういう宗教的な場所は空気が違います。
これだけ大きな寺院が、第二次大戦、国共内戦、文化大革命を経て、破壊されずに残されていることが驚き。特に、宗教は思想であり、チベット文化は中華文化に飲み込まれた感がある中で、北京に残っているということは、厳しい時代にもラマ教自体は死ななかったということなのでしょう。
ちなみに、中国の寺院もやはり、左右対称。
これは天安門から故宮に続く宮殿も同じ。
韓国もそうでした、日本と違い左右対称を美とする文化。逆に日本は左右非対称に美があります。仏像の顔も、中国・韓国は左右対称。日本は左右非対称なのだそうです。
だから、日本の仏像には表情があり、笑って見えたり、泣いて見えたり、怒って見えたりするのだそうです。
知ってました?