ギリシャ危機は、一応
見かけ上は回避されましたが、根本的な問題が何ら解決されておらず、年内とは言わず来月にも再燃する恐れがあります。
さて、ギリシャ財政危機が、中国・韓国・日本にどう影響するかについての記事です。
財政危機に陥ったギリシャに対する欧州連合(EU)の支援は、欧州中央時間の7月1日午前0時(日本時間同午前7時)に失効し、6月30日が返済期限だった国際通貨基金(IMF)に対する16億ユーロ(約2200億円)の債務は事実上のデフォルト(債務不履行)状態となった。・・・・
万策尽きたギリシャだが、IMFのラガルド専務理事が警告していた「7月1日のデフォルト」という事態は避けられた。IMFは現在、スーダンとソマリア、ジンバブエの3カ国向けの債権を延滞扱いしているが「デフォルト国」とは認定していない。・・・・
ギリシャと結び付きが深いのが中国だ。同国最大の港湾であるピレウス港では、中国遠洋運輸(COSCO)がコンテナ埠頭の運営権を取得しており、港湾の民営化でも入札に名乗りをあげている。EUなどからの支援を打ち切られたギリシャが、中国やロシアに接近するとの観測もある。
李克強首相は「中国はギリシャがユーロ圏に残ることを望む」と表明。中国がEUの重要な貿易相手となっており、長期にわたり欧州の国債などを保有しているとして「ギリシャがユーロ圏に残るかどうかは、欧州だけでなく中国にも関わる問題だ」と強調した。英BBCの中国語版サイトは、ギリシャ危機の影響について「中国全体の輸出が減少する恐れがある」と指摘した。
韓国経済について、韓国日報は、同国の貿易に占めるギリシャの比率は昨年末時点で輸出で0・2%、対外債権額0・8%で、貿易規模は今年に入ってさらに減少しているとして、直接の影響は限定的だと報じた。
しかし、20日に期限を迎える35億ユーロのECBの債務も返済されず、英国、ポルトガル、トルコなどのユーロ圏各国に債務問題が波及した場合、「欧州向けの輸出減少や、欧州系の資金が韓国から離脱することで韓国経済が大きな打撃を受ける恐れがある」という専門家の分析を紹介した。・・・・
また、KBSのニュースサイトは、「ギリシャを崩壊させた腐敗は、韓国とどう異なるのか」として、ギリシャと同様に韓国の腐敗が経済の足を引っ張るほど深刻な水準であると指摘した。
日本では金融機関がギリシャ国債をほとんど保有しておらず、デフォルトの直接的な影響は軽微とされる。・・・・債務問題がイタリアやフランスなどユーロ圏の主要国に飛び火した場合、それらの国の国債を日本政府や金融機関は大量に保有しているため、損失が拡大する恐れもある。〔ZAKZAK 2015.7.2 21:15〕
中国としては、
EUを支配するための第一歩として『ギリシャを利用しよう』と考えているので、ギリシャのEU離脱は都合が悪いでしょう。EUに留まるからこそギリシャに接近してきたのですから離脱してしまえば、利用価値が相当減ります。
「自分自身の言動が原因」で、アメリカとの対立・日本との不和がありますから、これにEUへの輸出が減ると、それでなくても内部事情でバブルが崩壊しかかっている中国経済は、まず普通の国家ならば、「もうもたない」と思われます。
それでも頑張る、これが正調中国節でおぢゃる！ そんな経済損失など一握りの為政者には何の損失も与えません。都合が悪くなれば、国民から搾取し続ければよく、反抗すれば武力弾圧しさえすれば乗り切れるはずだからです（笑）。←あまい・あまい！
韓国では、
中国は論外だとしても、擬似民主主義という点で、また腐敗が致命的なレベルにあるという点でギリシャと似ていて、互いに親近感があるのかも知れません。
こんなに腐敗の極地にあるというのに、両国では自浄作用が働かないらしく、これが外部から見れば不思議なのです。
とくに韓国には、見えない何か別の深刻な問題があるのかも知れません。その一つとして、視野の狭い「教育」が上げられそうです。
- サッカー強国では、サッカーで勝てば国政の腐敗などどうでもいい？
- そして（サッカー弱国の）韓国では、反日で「そうだそうだ」となれば国政の腐敗などどうでもいい？
日本への、
直接の悪影響はないけれども、ギリシャの財政を補填するユーロ圏各国の国債を保持しているので、間接的には、かなり大きい影響があるかも知れないという指摘は、正しいでしょう。
しかし為替がちょっと変動するだけで、日本経済が復調しはじめたと囁（ささや）かれるとは、表に出ない魔物の臭いがそこに（笑）。
46.ギリシャはアテネオリンピックの準備中に韓国側の要望を伝えてもらう通訳として韓国系学生を雇ったが、あまりにもウリナラ・マンセーな発言を繰り返したためクビにしたことがある。〔CHAKUWIKI〕
「ウリナラ・マンセー」とは
「我が国、万歳」という意味ですから、視野が極端に狭い韓国人には、どこへ出かけても独善的に何かを絶叫する習性があり、これが極端に警戒される原因となっています。
私としては、中国・韓国の一部の元気な人たちの中に、小学生高学年でたまに見られる未熟な「無頼さ（ぶらいさ）」を感じずにはいられません。
「賢さ」を前面にだし「正義」を振り回すのはいいとして
- あまりにも視野が狭すぎる児童を連想せざるを得ないのです。
- いつも自分に誰よりも「賢さ」と「正義」があると考えるのが、典型的な「未熟」の証拠ですね。
他人を簡単にだませると思い込んだり、自分のことを棚の上にあげて国内外の他人を攻撃することだけを生き甲斐にしている
という民族性を見ていると「知能の低さ」さえ排除できません。
言い方を変えると、韓国の立派な人には
韓国の信頼性を大いに損ねている知能の低い人たちを戒（いまし）める
役割が与えられていない、かのようです。
とにかく
自分の前にいる人や周辺の人たちもまた「自分と同じく賢くて正義感がある人間だ」
という認識が、まったく見られません。
そこには「客観性を欠く」だけでは伝わらない何かがあるようです。
さあ、一刻も早く中国・韓国が立派に「更生」し世に役立つ地域へ変身するやう、祈り給へ（笑）。
韓国人を使う場合には、学生・一般人を問わず、充分な注意が必要だということでした。