2年前に朴槿恵が中国へ「限りなく接近」していたのが徒労に終わったように、今回の文在寅が北朝鮮へ「限りなく接近」する姿勢も徒労に終わりそうな気がします。
韓国は、せっかく笑顔の南北ヨイショ会談(2018/03/27)を済ませたのに、またまた北朝鮮にだまされることとなりそうで、これも日頃の行ないが悪かったからに違いありません(笑)。
2018/06/12シンガポールで開催
と決まった史上初の米朝会談について、様々な見方が出ています。しかし、私がこれからどんなことが起るのかを言えないのは、私が予言者ではないからです(笑)。
そうです
既に終わったことの判断でさえ、人によってまちまちなのに
私が「これからどういうことが起り、どう判断するのか」など、荷が重すぎるようです。
ただし私の考えなら言えますが・・・。
いくつかの説をご紹介しますんので、どれが正しいのか、皆様ご自身がご判断下さい。
- 「なんでも言うことを聞いてくれた」韓国との笑顔の南北会談と違い、米朝会談は「思い通りにならない」厳しい交渉ですが、北朝鮮としては中国の力を借りて、うまくことを運ぼうとします。いつもの手法ですね。
- しかしシンガポールの米朝会談は、形式程度に終わり、結果的にはアメリカが「またまた騙された」ということになるでしょう。ここではアメリカ側の損失額を問わないことにします。
- トランプとしては、半年後の中間選挙を見据え、とにかく成果を出さねばなりませんが、それを巧みに利用する北朝鮮と、騙されまいとするアメリカでしたが、北朝鮮・中国連合軍にうまく丸め込まれることになるのでしょうか。
- 中国の習近平と韓国の文在寅もシンガポールへ終結し、米朝中韓の4カ国首脳が、休戦状態のままの朝鮮戦争を、正式に停戦状態へ持ち込むのではないか。
- 北朝鮮の報道官が2013/03/11(金正恩時代)に「休戦協定は本日をもって完全に白紙化された」と主張しましたが、この種の話は国連で決まるものであり、この離脱発言には意味がなかったのです。一報道官の発言で決められる事ではないことを北朝鮮が知らなかっただけのことです。これは国連が北朝鮮に対する追加制裁措置を決議したのに対する反発から起った事で、感情的に何を言い出すか分らない北朝鮮の実体を見せつけたようです。
- いよいよシンガポール会談が「意味のある」国連決議を生み出すかどうかというところです。
- こういった過去がある北朝鮮であることに、注意しておく必要があります。まるで夢のような宥和ムードを演出するのが、一言も北朝鮮に何も言えない左翼の韓国文在寅らだけであることを知っている人ならば、さすがに浮かれてはいないと思うのです。
さてさて、皆様はどう思われますか。