2001/12/23に天皇明仁(2019/05/01から上皇)が
わたし自身としては、桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると『続日本紀』に記されていることに、韓国とのゆかりを感じています
と発言したことについての主張が、次です。
普通の理解としては、文字どおり日韓は歴史的に深いゆかりがあることを強調したいお気持ちを表わされたと受け止めるところだろう。
ところが、韓国ではこれがまるで大ニュースでもあるかのように各紙でトップ記事として取り上げ、「ほら、日本の天皇(実は韓国では今でも天皇を『日王』と勝手に称し、『天皇』とは書かない)が、韓国の後孫だと認めたぞ」といわんばかりだったどころか、わが民族が日本人より優秀であることを逆説的に立証したかのように騒ぎ立てた。
仮にかつての天皇の生母が韓国人だとしても、それが韓国人の民族的優秀性を立証することには何ひとつならないのに、それを無理につなごうとする心理は、「大韓国主義的拡張意識」以外の何物でもない。・・・・
いわく、「『日韓同祖論』は、まったく日帝の操作にすぎない。日本帝国主義は、韓半島の侵略と武力統治を敢行するため口実を作り、わが民族の独立闘争を壊滅し、日帝統治を永久に持続させる思想としてこれを利用した」。
同じ韓国人の中で、まったく支離滅裂の言説が流布しているのは、韓国人の日本に対する解釈や史観がいかに恣意的であるかを端的に表わしている。
:金文学「反日という甘えを断て」祥伝社黄金文庫 2005年12月20日
著者「金文学」の言う通り
仮に続日本紀(しょくにほんぎ)の記述が正しくて百済の武寧王の子孫が桓武天皇を生んだとしても
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- 日本民族が韓民族の後裔(子孫)だと認めたのではなく「ゆかりを感じた」だけであり
- 韓民族が日本族より優秀であると立証していないのは明らかです
- 「日本人のほとんどが韓国人の子孫」というのも「韓族のほとんどが漢族の子孫」よりもひどいでしょうね。現実を見ずに乖離に走るのは、何も文在寅だけではなかったようです。
- 要するに韓国では、たとえ不正確だろうが間違っていようが「日本人に関しては、何を言ってもいい社会」「反日無罪制度」ができあがってしまっているのでしょう。そしてこれは「うぬぼれ」となって日本へだけではなくなり他国への姿勢となりました。
- こんな韓国が、中国共産党に不都合な判決など紙切れだと豪語する中国へ頭が上がらない、のですね。下には下があるものです。
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韓民族の特徴が
「いい加減なことを言う」
「ものごとを大げさに言う」
であるとはいえ
他人の言を好き勝手に解釈して、平気でウソをついてもいいわけではありません。
韓民族は、そんなことを言われています。
また
「日韓同祖論を日帝のたわごとと非難する」ことで韓民族の独立性を言ったかと思うと、上記のように「日本人のほとんどが韓国人の子孫」だという矛盾を犯しています。同祖論を否定しながら肯定しているのです。
あまりにも多過ぎるためか、韓民族の矛盾を指摘しても、意味がないでしょうが・・・・
韓国では今でも地域差別が多いそうで
済州島や全羅道の差別は、1500年以上前にあったとされる任那の日本府、そして百済に関係しているようです。
明仁天皇の「百済発言」を聞いたとき、韓国人は真っ先にこの差別を思い出したのかも知れず、「百済にゆかり」が「韓国とのゆかり」となり韓国人をうぬぼれさせたのかも知れません。
さてさて、皆様はどう思われますか。