カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

韓国の醜聞56 再びセウォル号

2015年09月27日 03時56分05秒 | アジア

誰にも醜聞があります。たとえそれが、事実であろうが、なかろうが(笑)。

ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。疑惑を感じた方は、リンクをたどってくださいね。


 セウォル号船員が脱出の際に持ち出した怪しい物体…映像で初確認 

 昨年のセウォル号沈没事故当時、現場に出動しイ・ジュンソク船長ら船員を先に救助して非難を受けた海洋警察が、船員を海洋警察123艇に乗せる過程で船員らと何事かを議論して操舵室の資料と推定される物品を運ぶ怪しい行跡が映像を通じて確認された。 

・・・・18日に公開された映像を見ると、イ船長ら他の船員が海洋警察123艇に乗り移った後にも、事故当時に操舵室で勤めていたパク・ハンギョル三等航海士、チョ・ジュンギ操舵手、そして海洋警察のパク警長が操舵室付近の甲板に残って黒く見える物体二つを持っている場面が登場する。

すべての船員が脱出した後に最後まで残っていたチョ操舵手は、パク警長が脱いだ海洋警察のライフジャケットを着てパク警長と共に海に飛び込み一般乗客に混じって救助されている。当時、海洋警察123艇が周辺にいたし、海洋警察のゴムボートが周辺を行き来している状況であったのに、これを利用しなかったわけだ。

 ・・・・ドキュメンタリー『インテンション』を製作しているキム・ジヨン監督は、・・・・イ船員らとパク警長の怪しい行動を確認した。キム監督は「映像だけではこの二つの黒い物体が何かは確認できないが、セウォル号の運航記録と関連した資料や保存装置である可能性がある」として、「乗客の救助に専念しなければならない急迫した瞬間に、海洋警察と船員がセウォル号の操舵室から必ず持って来なければならない物とは何だったのかを明らかにしなければならない」と話した。

・・・・さらに船員を真っ先に救助した理由について、これまで「一般乗客だと思った」と言ってきた海洋警察側の弁明は説得力を失うことになった。 むしろ海洋警察が船員の位置を正確に知っていて、先に救助に乗り出し、沈没の直接的原因を明らかにできる何かを隠すことに協力したのではないかという疑問が増幅されると見られる。:韓国ハンギョレ新聞 2015年9月20日(日) 


1年半も前に

  • 不法積載や安全管理意識欠如でもって沈没し多数の犠牲者を出したセウォル号ですが、まだ引き上げることができていません。あの浅い海からですよ!
  • 今ごろになって、ばれてはまずい書類を密かに持ち出そうとする沈没直前の映像が公開されたらしく、もう韓国社会が腐敗の極地にあることがわかりました。この暗黒社会を浄化するなど、ほとんど不可能でしょうか。
  • 勇気をもってこれを報道した韓国ハンギョレTVおよびハンギョレ紙に敬意を表するしだいです。
  • 韓国民は、えらそうなことを国外に発信する前にやるべきことが無数にあると今になって痛感させられたことでしょう。まぁそんなことはできないから、無謀にも海外で恥をさらし続け、瀬戸際外交を続けて「国内未成熟」を隠せると思っているのかも知れませんが。

この映像(まだ実際に視聴しておりませんが)から簡単に想定できることは

人命を救助すべき緊急時にも拘わらず、救助に駆けつけた海洋警察が持ち出そうとしたこの黒い物体(書類)とは、白日の下に晒(さら)されてはまずい、行政の不正・不法・怠惰を証明する書類のことでしょう。

救助すべき海洋警察が、乗客や船員の救助ではなく、船員を問いつめてこの書類を何よりも先に持ち出して隠蔽したと考えてよさそうです。

乗客の救助ではなく

乗客よりも船員の救助を優先しただけでも深刻な民族性の問題なのに、許認可に関する大切な書類のほうを優先して持ち出して行政側の不正を隠蔽しようとした体質を見ると、「人命軽視」どころか「行政の不正を隠す」ことを優先させたらしい社会風潮が、韓国政府の言動に「もう致命的な負の信頼感」を与えた、と言えるでしょう。

残念なことですが、もう韓国政府が何を言っても馬鹿にされるだけで、そのまま受け取られることはあり得ないでしょう。

その後の捜査が進むことを期待するのですが、捜査の側に不正が蔓延していて、それを隠蔽する体質があるのだから、民間が事実をあばくしかない、でしょう。

この点で中国よりはいささかマシと思われる韓国。

窮地にある時ほど、本質があらわれるもの。

がんばれ、韓国!


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