カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

軍事パレード

2018年09月24日 20時54分44秒 | 社会

世の中には、いろいろな「軍事パレード」があります。

  • 国威発揚の目的でおこなうこともあり
  • 航空ショーが含まれることも多いでしょう
  • あらゆる技術を結集した展示会の意味もあります
  • その国に特有の事情があり、どこかの国の影響を誇示する場合もあれば、独自性を誇る場合もあり、正にうぬぼれの世界   

さまざまな軍事パレードをご紹介しましょう。 


中国当局者が共同通信記者らに暴行、軍事パレードの予行演習を取材中:AFP 2009年9月19日 12:21  


軍事パレードの予行演習が行なわれた時

事前に撮影を禁止するよう通達をだしていたとのことで、これをホテルの室内から撮影していた共同通信の記者らが乱入した者から暴行を受けた模様です。乱入者は身分を明らかにしなかったようですが、どこに隠しカメラがあるのか分らない中国です。

そう言えば2008年7月には北京五輪の開会式の予行演習があり、これを「盗撮」して国内で放送した韓国テレビ会社がありました。会社は「許可を得ており盗撮にはあたらない」としておりますが、入場を許可されていても撮影しないのが常識であり、盗撮とされてもやむを得ません。韓国では「これは盗撮に当たらない」のかも知れませんが、中国ではそうでないのでした(笑)。

また、2017年12月に文在寅韓国大統領が「国賓」として訪中した時に同行記者が暴行を受けたことを思い出した人も多いでしょう。

中国では、中国共産党員が世界で一番優れていると信じる人が多いか、またはそれにヨイショする風潮があり、従わないと国内外を問わず暴力を振るうようです。

そう、中国共産党には暴力という名の「上から目線」があり、これにヨイショする人たちも又、暴力に走るのですね。

日本でも

防犯カメラ」があっちこっちにあり、「犯人の動きを突き止める道具」になっているようで防犯」では役に立っておらず、防犯」という言葉は変えたほうがよさそうです。


プーチン露大統領、併合後初めてクリミア訪問「国益守り抜く」:msn産経ニュース 2014.5.9

その「国益」が本当に国益なのかどうかが問題となりもめるのです。為政者の言う「国益」が正しいと洗脳するためには、国民の言論を弾圧し、メディアの報道を規制しなければなりません。ロシア・中国をみれば納得できるでしょう。

不都合なニュースを「フェイク・ニュース」とするトランプもいます。アメリカではこのトランプを大統領から引きずりおろそうとする動きもみられるようですが、アメリカは既に「危ないレベル」を越えているのでしょうか(笑)。


中国の軍事パレード、朴大統領の席次に韓国ネットは大満足=「序列2位か、やった!」「金正恩と安倍首相は嫌がるはず」:Record china 2015年9月3日   


3年前の記事ですが、ここには興味あることが発見できます。

  • 当時の韓国では、大統領の朴槿恵(パク・クネ)が中国べったりであるだけでなく、韓国ネットも、韓国のメディアも、そして韓国人の多くも、中国べったりだったのでしょう。
  • 当時韓国では、北朝鮮の金正恩と日本の安倍晋三を同列に扱っていることから、「北朝鮮日本も忌むべき敵」だったに違いありません。
  • 韓国では、首脳の「中国での序列扱い」に敏感すぎていて、悲しいかな、どっぷり中国儒教にはまり込んでいるようです。どこの国でも序列には少しは配慮するものですが、韓国ではそれがひどすぎるほどなんです。
  • このように韓国では、どこにでもあるように見えることが「振り切れる」のでした。異論を許さず一色を欲する不自由な韓国らしいですね。
  • ひょっとすると、これが火病の原因なのかも知れません。 

3年経過した今

  • 韓国としては、北朝鮮が忌むべき敵から好ましい同族にコロリと変わり、中国と日本を忌むべき敵とみなしています。
  • そして朴槿恵が大統領を弾劾され逮捕されたことから、それが中国・韓国に特有の報復かどうかは別として、またそれが韓国人の誇る民主主義かどうかは別として、こんなに短期間に豹変することに一種の恐ろしさを感じます
  • つまり3年程度で「中国一色から北朝鮮一色」へコロリと変われるほど韓国では異論を排除するのであり、多様性がなく一色に染まっていると、こんなぶざまなことになるという見本でしょう。  

今でも韓国では

まだ中国を、声を大きくして非難できないようですが、日本のことは安心して大声を出せそうで、政権さえ代われば合意も条約も無視でき、時の政権にあわせられる「韓国の民度の低さ」にあきれるばかりです。


トルコの陸空海軍のパレード(航空ショー)の映像:2016/10/28 公開のYouTube 

アジアとヨーロッパの境目にあり、揺れ動くトルコでした。EUがキリスト教よい子の集いであるという揶揄はありますが、あんまり揺れ動いていてはEUに入れないのもやむを得ないかなと思われます。腹いせに、今ではロシアや中国に接近して、もともと独裁志向ではないかと思われるほどです。 


日本、フランス革命記念日の軍事パレードに特別招待:2018/07/23

こういうように日本が欧米と接近すると、中国や朝鮮半島から離れたと言って憂える人たちがいます。

120年も前に福沢諭吉が朝鮮半島をあれだけ揶揄していたのに、そして120年経過しても何も変われないのに、未だに朝鮮半島や中国に何も言えない日本人たちのことです。 


軍事パレード参加の旧ソ連製戦車が横転:2018/8/24 

ここで笑ってはいけません。え?、ここで笑わないとこの記事ではもう笑う所がないですって・・・・・・ 

軍事パレードが終わって旧ソ連製の戦車(30年も前の製造でしょうか)がトラックに収納されるとき、トラックに登り切れず途中でひっくり返って道路に落ちたと言うのですが、けが人は出なかった模様です。こんなところをみて、ロシアが金に困ってはいても軍事パレードだけはやめられない事情が見えてきます。 


トランプ米大統領、計画していた軍事パレードを中止-費用高いと批判:2018年8月18日

こんなところで妙にトランプに感心してはいけません(笑)。

ゆがんだ見方をすれば、トランプは、貿易面で中国を制裁することで貿易による金が減ることを予期していたのでしょう。 


北朝鮮が弾道ミサイルなしの軍事パレード、トランプ氏が評価:2018年9月10日  

いくら非核の意思があろうとも、今までの愚行があるため誰も信用しないのです。「非核の意思」が今回も又「うわべだけの偽装であり、中国の埋めたてと同じように裏でこそこそ隠れて何をするか分らない」と染み付いた悪評をぬぐい去るには50年はかかるのでしょう。 


イランで軍事パレードに襲撃 29人死亡、70人負傷:cnn 2018.09.23 

イランの核合意から離脱するなど「離脱マニア」のトランプが特に中東を大混乱に陥れております。

もしイスラム教の派閥争いがあるならば、それをうまく活用すべきで、イランよりもひどいかもしれないサウジアラビアとの関係が疑われます。

トランプがイランを敵視するならば、なぜサウジアラビアを味方にしているのかという問題があります。こういった中東への姿勢がアメリカへの懸念であり、ようやくオバマがそれを修正し始めたと思っていたら、トランプがすべてを無にしてしまい、アメリカの信頼性を損なっております。

これを歴史的に支えているのが「アメリカのイスラエル寄り政策」でしょうか。

これに加えて

    • トランプのロシア疑惑
    • トランプと中国との高関税合戦

を忘れてはいけません。いま安倍がアメリカへ行っているようですが、直情径行のトランプの「すぐに変わる」言葉に惑わされることなく、言うべきことを言わねばなりません。 


さてさて、皆様はどう思われますか。


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