マレーシアといえば高齢(現在95歳)のマハティール
マハティールと言えば「イスラム教徒にはフランス人を殺す権利がある(2020/10/30)」で知られています。さすがにこのtwitter投稿は、仏政府の抗議で削除されたとのこと。
2020/10の露チェチェン人による仏人教師殺害(犯人は射殺された)事件後に、マクロンは宗教に対する冒涜を含む「表現の自由」に触れ、世界のイスラム教徒から非難されました。
この件で私は
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- マクロンは「テロ行為をもっと強調すべきだった」
- イスラム教徒は「テロ行為よりも反マクロンに走り過ぎた」
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と見ています。
米では、白人至上主義者の事件でトランプが「双方に非がある」とし、トランプは明らかに白人至上主義者のほうに肩入れしていましたが、今回の事件で私は「双方に非がある」としたのです。:テロリズムの定義とは?(2018/02/19)
ただし私は、この件で何かを言いたいのではなく
マレーシアの政治混乱について言おうとしています。
高齢のマハティールが再登場して首相の座におさまりましたが、2020/02/24 国王(世襲ではなく限定選挙による)に辞表を提出し受理され、首相が決まるまでの暫定首相を務めるよう指示されたというのです。これによりマハティールは2020/02/24-03/01の間、暫定首相の座にあり、ヤシン新首相の誕生(2020/03/01- )となりました。
東南アジアでは
シンガポールと並んでトップを走っているマレーシアの一人当たりのGDPはロシア・ルーマニアと肩を並べるほど(US$10,000越え)だと言いますが、果たして混乱をおさめることができたのでしょうか。
それともマハティールの再々登場になるのでしょうか(さすがにそれはありませんか)。
かなり良好だとされる治安も、むしろ首都圏を中心にした地域のほうに不安があるとのこと。
ただし治安に関しては、昼間なのに大阪のタクシー運転手から「かっぱらいに注意してください」と言われたことを思い出しました。それほど大阪の治安に問題があるのでしょう。
ちょっと古いかも知れませんが引用してみます。
マレーシア、マハティール氏辞任に漂う既視感と閉塞感:日経新聞 2020年2月25日
新首相にムヒディン・ヤシン氏が就任、政情は依然混迷続く:jetro(田中麻理)2020年03月02日
さてさて、皆様はどう思われますか。