カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

大相撲11月場所優勝

2020年11月23日 07時34分39秒 | スポーツ

千秋楽本割で1敗大関貴景勝が2敗小結照ノ富士に敗け

13勝2敗で並んだ貴景勝と照ノ富士との優勝決定戦になりました。本割でのみじめな敗北(照ノ富士の浴びせ倒し)でしたが、決定戦では貴景勝の出だしがよく一方的に勝ち(貴景勝の押し出し)、優勝をさらっていきました。

この本割~決定戦をみてつくづく「相撲の勝負結果は立ち合いでほぼ決まる」ことを再確認しました。貴景勝ー照ノ富士に限れば、勝負が短いと貴景勝が有利、勝負が長引くと照ノ富士が有利、も再確認でき、これが本割~決定戦にあらわれていました。 

各階級での優勝は以下の通りです。


2020年11月場所

幕内優勝 東大関 貴景勝(佐藤 貴信)(13勝2敗)
千賀ノ浦部屋 平成8年8月5日生(24歳)
兵庫県芦屋市出身 平成26年9月初土俵

十両優勝 東十両二枚目 翠富士(みどりふじ 庵原 一成)(10勝5敗)
伊勢ヶ濱部屋 平成8年8月30日生(24歳)
静岡県焼津市出身 平成28年9月初土俵

幕下優勝 西幕下十五枚目 竜虎(川上 竜虎)(7勝0敗)
尾上部屋 平成10年6月23日生(22歳)
熊本県宇土市出身 平成29年1月初土俵

三段目優勝 東三段目二十一枚目 北青鵬(アリューナー・ダワーニンジ)(7勝0敗)
宮城野部屋 平成13年11月12日生(19歳)
北海道札幌市東区出身 令和2年3月初土俵

序二段優勝 西序二段六枚目 欧深沢(深沢 成矢)(7勝0敗)
鳴戸部屋 平成13年5月12日生(19歳)
石川県河北郡津幡町出身 令和2年3月初土俵

序ノ口優勝 東序ノ口二十九枚目 野上(野上 怜)(7勝0敗)
尾車部屋 平成2年8月15日生(30歳)
青森県五所川原市出身 平成21年1月初土俵


なお、幕下優勝の「竜虎」ですが

本名の「川上竜虎」からきており、本名も四股名も「りゅうこ」ではなく「りゅうこ」らしい。人名は好き勝手につけていいのでしょうが、紛らわしいですね。

本人は「りゅうこ」ではなく「りゅうこ」だと何回言ったか分からず、関係者には理解され、無関係者には理解されない、のは宿命でしょう。

      • 基本通りの「例」を頼りに複雑さを理解する
      • もともと「例外ばかり」で複雑さを理解する

基本通りだと複雑さを理解するのに役立つものの、例外が多すぎると「こぼす」ことになり勝ちです。

一方「例外ばかり」と信じる人は類型分けして理解する訓練ができていないでしょうが、それでも小学生高学年の児童のような天真爛漫さがあり、もしも「世の中に役に立とういう衝動がある」ならこの人たちの中から偉大な人が出てくるのでしょう。ただしその「世の中に役に立とういう衝動がある」人の割合が低く、少し心配です(笑)。

「これだから、例外が多すぎる」と不満をいだく人への何らかの助言になれば幸いです。



こちらの例を挙げながら大相撲2020年11月場所の話題を終わることにします。

さてさて、皆様はどう思われますか。


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