アラスカ協議ですからだいぶん前のことですが・・・・
米中外交トップ会談、異例の応酬 冒頭発言全文(上):日経新聞 2021年3月22日 22:30
「聞いた話と違う」米中外交トップ会談、冒頭発言全文(下):日経新聞 2021年3月23日 11:03
いつもの調子です。
都合が悪くなれば「中国の人民」を使い始めます。
「中国の人民がこれほど過去に外国から苦しめられたことはあっただろうか。」
がそうで、犠牲者を装う(偽装する)ことから何も生まれないと知るべきでしょうね。
「中国共産党の理念」が強くなればそれだけ「犠牲者としての偽装」が激しくなるとすれば、「中国の人民がこれほど過去に外国から苦しめられたことはあっただろうか」は、今が一番「中国共産党の理念」が強いという裏返しでしょうね。ただし、そうは言えないので、犠牲者ぶりの「表」しか見えてきません。
王毅:「内政干渉には断固反対」
うそうそ!
単に「中国共産党が世界で一番正しいので、反対されたくない」だけの話を、古くさい「内政干渉」を用いて正当化したのでしょう。
「中国のシステムが中国人の知恵とともに正しいものである限り、中国の首を締めることはできない。」は間違い。
これも「中国人」を使い始めた不純な動機に関係しています。
そもそも中国人を代表していない中国共産党の発言など信用できるはずがありません。「代表していても」信用できるはずがないのに、「代表していない場合」、ますます信用からはなれていくことでしょう。
習近平
「国が民主的であるかどうかを評価するのは、その国の人民でなければならず、外国の少数の人々が言いがかりをつけてはならない」
:2021/11/04 琉球朝日放送
ここにも2種類の誤りがあります。
1つ目は
中国人を代表していない中国共産党には「人民」を語る資格がないことでした。
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- なぜ中国には、総選挙がないのか
- なぜ中国には、普通の選挙制度がないのか
- なぜ中国では、中国共産党が建国したのか
- なぜ中国では、政府に報告義務がないのか
- なぜ中国では、報道統制が存在するのか
- なぜ中国では、取材許可証が必要なのか
- なぜ中国では、ほぼ1党独裁制度なのか
- なぜ中国では、国内法 ≫ 国際法なのか
- なぜ中国では、他国に干渉するのに自国が干渉されるのを嫌うのか(干渉する欠点を知っている?)
- なぜ中国では、政府に異論を表明できず、違反者には「罰則・逮捕・拷問」が待っているのか
これらが「中国人を代表していない」と思われる根拠でした。
尤も中国共産党に「資格がない」と言っても意味がなく、文字通り「馬耳東風」でしょうね。
2つ目は
「外国の少数の人々が言いがかりをつける」でして
中国には「政府と異なる意見を表明してはならない」という罰則付きの法律があり
それ故に罰則を
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- 恐れる人には「反政府見解は存在せず」
- 恐れない人は「報道規制で漏れない」と信じる
いずれにしても、「中国の領土や人口は拡大するのみで、決して分割されない」と矛盾があるまで共産党原理に従っており、「少数の言いがかり」を強調し、いずれ露中の衝突が懸念されます。
中国には
長い皇帝・弾圧の歴史があるようですが、一度も民主主義を経験したことがないようで、そんな国が2021/12/04 の中国白書で
「民主と専制は矛盾しない。専制は民主を実現するため」
には、あきれてものが言えません。
ものが言えなくなったところで、終わります。
さてさて、皆様はどう思われますか。