Mな日々

趣味(主に山歩き)を 綴ります

三ノ丸~十年(ヤマメ茶屋から)

2017-06-15 | 日記
今日は、6月4日に山開き行事が行われた氷ノ山です。

快晴の空の下、8時40分スタート。
車はヤマメ茶屋の手前の空き地に止めました。



昨年は伐採作業でぬかるんでいた坂の谷林道です。
今年は作業もなく、ところどころに新しい道標もできていました。

日差しが強いので日向は暑いですが、影に入ると一気に涼しくなります。

のんびり景色を見たり、音楽を聴きながら林道を歩きます。



今年初めて見たヤマボウシ。

坂の谷登山口分岐では、バイオトイレの工事中でした。

10時坂の谷コース登山口。



薄暗い植林帯から、一気に明るい自然林の登山道です。



林道も含めてずっと緩い登りが続いて、これはこれで意外と疲れます。

11時20分、三ノ丸到着。



氷ノ山山頂。


県境辺り。


10分ほどお茶休憩して、今日は山頂には向かわずに、殿下コースへ。

仙人門。


緩い下りは楽々です。12時5分、殿下コース登山口。



目の前のバイオトイレの横から、藪に突入…と思いきや、
なんと目の前にキャタピラで作ったばかりの作業道が!



歩くべきルートに沿って伸びています。ブナが根元から倒されていたり…

作業道は幸い200メートルぐらいで終わっていましたが、まだまだ伸びるのかも。

びっくりしたのと、景色が変わってしまっていたのとで、しばらく迷走しました。

テープも作業用のものなのか、いたるところに巻いてありました。迷う迷う。

何とか、正しいルートに戻って、戸倉殿下コースのプレート発見。








左側は植林ですが、右側には素晴らしいブナやミズナラの原生林が広がっています。
適当に座ってお昼ごはん、15分。



30番のプレートが置いてあったところからは、薄暗い植林帯を歩きます。

測量杭に沿ったルートは曲がりくねっています。

やがて間伐したまま放置してある倒木帯になります。



倒木を跨いで跨いで…

左右に作業道も。



辛抱して歩いて、14時10分、十年到着。



くらますが木々の間から。



少し進んだところに下山の案内が。


これに従って、ヤマメ茶屋へ向かいます。

下山尾根は自然いっぱいの素晴らしいコースです。

すぐにアンテナのある小さなピーク。



ヤマメ茶屋へは3つ程コースがありますが、今日はケーブルに沿って降りていきます。どこから降りても最後が急です。

自然林を楽しんで。



尾根の先から急な斜面を鹿道を探しながら降りました。


すぐに林道宮ノ後線に合流して、駐車地には15時20分到着です。

宍粟はどんな深山を歩いていても、伐採作業とぶつかってしまいます。

大丈夫そうなのは、三室山から赤谷山への県境尾根くらいでしょうか。

今日は山スキーのプレートを4枚発見できたのでよしとしましょう。