Mな日々

趣味(主に山歩き)を 綴ります

高巌山~三濃山~感状山(相生市)

2017-10-30 | 日記
台風一過、宍粟市に向かいましたが、山崎町のあたりで小雨がぽつぽつ…

自宅は晴れていたので、急遽Uターンしました。

昨年歩いて下山ルートに心残りがあったこのコースに決めて、相生市に向かいました。

車は、羅漢の里の駐車場に止めて、車道を北に向かいました。

高巌山というのは、相生市から光都に向かうとき、右手に見える岩山です。


登山口は、盤座神社です。
神社の裏手に回って、針金で止めてある金網を開けて山に入ります。

道はあるような無いような…

急な斜面を歩けそうなところを探しながら、尾根を目指すと、目の前に大岩が現れました。


ここは龍王山というそうです。
石の鳥居もあって、この岩が御神体であることがわかります。

ここから北に向かって、縦走開始です。
藪っぽい尾根をしばらく行けば木々の間から岩峰が見えてきます。高巌山(四等三角点東山)です。


登るのは案外簡単です。
三角点付近の足元は切れ落ちています。高いところは嫌いなので、あまり際まで行きません。

向かいの尾根に卵型の岩が見えています。


きんちゃく岩だったと思います。

ここからも藪っぽい歩きにくい尾根が続いています。
見晴らしの良いところもあって、次の目標の岩が見えました。


最初登った時は、岩が目の前に次々に現れるものですから、そのたびにびくびくしてました。



右側を巻いて、岩をよじ登って、岩の真上に立つことができます。

展望が良いのはここまでです。
ここから、倒木や、灌木の歩きにくい尾根が続きます。

以前はもっとはっきりした道があったようですが、今ではところどころに道の痕跡が残っているだけです。


関電播磨線の鉄塔を過ぎて、しばらく行けば、その昔別荘地として開発されかけて、途中で放置された跡地の舗装路に出ます。
宅地として開発されたので、道路が縦横に走っています。
池のほとりに出ると出口が近いです。

感じの良いところもありますが、


ほとんどが荒れ果てた、自然に帰りつつあるような、でもゴミもたくさん捨ててありました。

別荘地を出て、右に向かいます。すぐに相生市とたつの市の境の峠に出て、ここを左に。13時


ここまで、テープ類皆無だったのですが、ここから急にテープが多くなりました。

地形がわかりにくく、尾根もはっきりしないので、テープは助かりました。

感じのいいところももちろんあります。


ほとんどなだらかに三濃山に向かって登っていきます。

14時ようやく三濃山頂上に着きました。
二代目の赤樫。


かすんでいますが、播磨灘まで見渡すことができます。


やっとお昼休憩です。
下山は、心残りがないように、感状山に向かいます。

山頂から少し降りたところに、三濃山求福教寺。


ここから感状山へは、標識やテープがたくさんあるわかりやすいコースになっています。



おおむね下り基調ですが、少々アップダウンもあって、16時ようやく感状山に到着しました。
向かいに朝歩いた岩尾根が見えています。その向こうには新竜アルプス。


ここは赤松氏の中世山城跡です。

石垣や曲輪が残っていて、ゆっくり見て回りたいところですが、時間がありません。


城の上部から、夕暮れの宝台山。


今日も長い道のりでした。スタートが遅くなってしまったので、駐車地には16時20分、ようやくゴールです。

年々荒れていくコースですが、地元のマイナーなルート、毎年歩こうと思っています。

  





竹呂山から三室山

2017-10-24 | 日記
ようやく晴れた今日、どこに行こうか…展望の良いところ…いやでもきっとかすんで遠くは見えない…

いろいろ考えましたが、思いつかず。

そういえば今年雪のないときに竹呂山から三室山に縦走していなかったなと思い本日のコースです。

本当は、積雪期の思い出が良すぎて二の足を踏んでいたのですが、登る気になりました。

車は、三室高原の入り口の広場に止めました。8時50分スタート。

竹呂山へは、雪のある時に尾根に登るのにとても苦労したので、何とか良いルートはないものかと思い、
作業道の途中から登れそうな尾根にとりついてみました。

急ですが、とんでもない急登はなく、意外と簡単に支尾根に乗ることができました。

登ってしまえば感じのいい雑木尾根です。


50分ほどで、50名山の尾根コースと合流しました。
後はしっかりふみ跡のついた登山道を山頂まで。

10時15分竹呂山頂上。


三室山へ縦走開始です。
大型台風の影響はそれほど感じられず、枝や、木の葉がいつもよりたくさん落ちているかなという程度です。

鞍部の朴ノ木も健在。


三室山までの登りは、それほど急登もないし、藪も大したことがなく、紅葉を見ながらのんびり登りました。
ただし鈴は盛大に鳴らしましたが。



積雪期の難所の岩のピーク。


山頂間近。


11時40分三室山頂上。


遠くはかすんでいますが、雨の心配がないだけで十分。



30分間お昼休憩して、下山は大通峠へ。

夏よりは蕨の勢いがなくて若干歩きやすいように感じます。

マユミの向こうに三室山。


青空がうれしい。


いつ歩いても素晴らしい尾根です。

紅葉の向こうにくらます。

ブナの黄葉が日に映えます。


13時40分ごろ、大通峠。
三室山が遠くになりました。


ここからいつもの旧道を通って下山しました。

作業道に合流するあたりが伐採作業中で、少しわかりにくくなっていました。


水量が増えた三室の滝。


駐車地には、14時40分。

尾根は、どこを歩いても来てよかったと思える素晴らしさでした。

  

雨の日も楽しく(峰山高原~砥峰高原~夜鷹山~太田池)

2017-10-19 | 日記
秋雨前線のおかげで、ずっと雨ふりです。(私の休みが…)

雨が降るたびに藤ヶ峰というのも芸がありません。

今日は、十数年ぶりに新調した合羽のお試しもかねて、雨でも楽しいコースを模索してみました。

とりあえず、急なのは避けようと思い、峰山高原にしました。

スタートは峰山高原の駐車場です。9時30分、小雨が降っているので合羽を着て歩き始めました。

スノーリゾート?の工事中で、案内に従って砥峰高原へ向かいました。

すぐに見覚えのある遊歩道です。


下草がないのでどこでも歩けますが、雨のせいかあちこちに小川が流れているので、適当に遊歩道も歩きました。

砥峰高原への遊歩道に合流しました。


小雨がずっと降っていますが、暑くも寒くもなくて快適に歩けます。

戦前の軍馬養成場跡だという土塁があちこちにあります。


遊歩道から尾根に乗り換えて、少し登れば四等三角点峰山の手前の防火帯です。


ここがスキー場になるのかと思っていたのですが、違うようです。

林道に合流して、舗装路を歩きます。

砥峰高原への近道という標識に従って、植林帯をしばらく歩けば、砥峰高原の上部に出ます。11時30分。



高原が一望できます。残念ながら全く日差しがないのでススキが日に映えてキラキラ・・というのはないです。
晴れていたら、素晴らしい高原風景です。
足元には秋の花がたくさん咲いています。
  

先が長いので、30分ほどで太田池に向かいました。

林道に出て、三叉路で標識に従って左折します。


ここから最初の予定では、太田池まで林道を歩くはずだったのですが、うっかり夜鷹山に登ってしまいました。
三角点はないですが、展望台があります。12時40分山頂。


ここからきっと歩けるだろうという希望をもって、まっすぐ尾根を進みました。

予想外の良い雰囲気です。


歩きやすい尾根を下りて、太田池の手前に下山できました。

少し池の周囲をうろうろしたので、14時ようやく太田池に到着しました。




藤棚の下でようやくお昼ごはんです。
小雨がずっと降っていたので、屋根がなくては食事できません。

15分ほど休憩して、峰山高原へ向かいます。

林道歩きを省略するために、池の入り口から破線道へ向かってみました。

途中から道は消えていましたが、作業道が縦横に走っていて楽に林道に合流できました。

ここからは、池に水を送る水路沿いを歩きます。
合流したところからちょうど目の前に、水路へと続く細い山道が斜面を下っています。

この水路は10年以上前に偶然歩いたもので、久しぶりでどんなところだったか記憶もあいまいです。







相当古いものらしく、歴史を感じることのできるルートでした。

石垣や、岩を直接くりぬいたトンネルなど…結構距離は長いのですが飽きることはありません。

それでも5キロ近くあるので、少し飽きてきたころ、黒岩滝分岐を過ぎて、ようやく峰山高原近くに戻ってきました。



駐車地には16時20分です。

やれやれ、何キロぐらい歩いたのでしょうか。ほどんど傾斜はないのですが、長い道のりでした。

それでも歩きたかったところをすべて歩けて、雨はずっと降っていましたがとても楽しかったです。

合羽は、日本のメーカーのゴアテックスCニットを使用したものですが、ごわつきもなく、汗のべたつきもなく、とても快適でした。


 

上乢~後山

2017-10-10 | 日記
先日、後山に登った時、上乢へ下山しようかと少しだけ思ったのですが、準備もしてないしと次回の課題にしました。

地形図で見る限りずっと急登が続いているようです。
連荘なので、どうなるかわかりませんが、とりあえず地形図の準備をしました。

最近体がなまっているようで登山靴が重いです。

何とかゆっくり…と思い、後山キャンプ場の駐車場に車を止めました。

8時40分スタート、上乢へ向かいました。上乢へは後山ふるさと広場から林道へ。最後は作業道です。


50分で、上乢に到着しました。ここからとにかくひたすら尾根を登ります。


10時四等三角点入谷。


思っていたより雑木が多くて目を楽しませてくれます。


1094ピークの手前に大岩があるのですが、先輩のブログを参考に左を巻いて通過。

1100mを越えるあたりから、紅葉が始まっています。


地面もモザイク模様です。


藪は少しだけ、アクセント程度。


汗だくになって、11時20分、行者霊水からの登山道に合流。


右手に始まったばかりの綾錦。


山頂付近の紅葉を楽しみながら、11時45分後山頂上。お昼休憩。


今年、7回目の後山です。どうして今年はこんなに後山が充実しているのかわかりませんが、様々なコースで登ることができました。

後山からの船木山や駒の尾山はガスがかかっています。


山頂からはガスで真っ白で何も見えません。
あとは先日と同じ、船木山から自然歩道で下山しました。

どうもこの下山道は苦手です。時間に余裕があれば、駒の尾山まで縦走して、竹の頭林道登山口に下山したほうが楽しいかも。

13時40分、無事下山。


念願の?上乢からの後山、何とか無事登ることができました。
今年はこれで後山納めでしょうか。もう一つ気になるコースがあるので、もしかしたらもう一回ぐらい?
 
 


皆ヶ山+α

2017-10-09 | 日記
今日は蒜山高原の皆ヶ山です。
本当の目的は米子で行われる夕方からのイベントなのですが、せっかくなので、山にも登りました。

半日で登れてブナがある、米子道沿いの山ということで、この山を選びました。

登山口は蒜山高原キャンプ場。

キャンプ客で賑わうテント場の突き当りの、給水設備のところから登山道が始まっています。



9時スタート。最初は土塁に沿って緩やかに登っていきます。

一本道なので迷いようもありません。


最初は雑木の尾根ですが、徐々にブナが優勢になってきます。


時々急なところもありますが、ピークの手前以外はほぼ緩やかな登りです。

急な登りの後に、二俣山。10時10分。


毛無山から朝鍋鷲ヶ山に連なる山々が…かすんでいます。


皆ヶ山にはいったん少し下って、急登を登り返します。

ここもいい感じでした。


10時40分、皆ヶ山頂上。


間近にアゼチと上蒜山の県境尾根。歩いてみたいですが、笹原が見えているので藪なのでしょう。


下りは同じコースを引き返しました。

やっぱりブナはいい!


岡山の山は、林床が豊かで、様々な花を見ることができました。

花ではありませんが…今度は咲いているときに登ろう。
 

ツルリンドウ以外はわかりません。。。

   

12時にキャンプ場に帰ってきました。あんなにたくさんいらした客さんが見事にお一人もいらっしゃらなくなっていました。
キャンプサイトにごみの一つも落ちてなくて、気持ちのいいキャンプ場です。


そして、夕方からの…


19時30分終了。楽しかった!