Mな日々

趣味(主に山歩き)を 綴ります

三ノ丸(宍粟市最高地点)

2017-07-30 | 日記
氷ノ山に登るコースはたくさんあります。

今日は、国道29号線から登ってみました。

ただし、タイトルの通り、暑くて時間切れで、三ノ丸までです。

坂の谷林道の入口に駐車して、8時5分スタートです。

林道宮ノ後線を少し、川を渡って、ヤマメ茶屋の後ろの尾根にとりつきます。


最初は植林の急登ですが、次第に自然林も。


時折涼しい風が吹いています。

四等三角点坂の谷を過ぎて、反射板には9時40分。


展望はありませんが、贅沢は言いません。

薄暗い植林を過ぎて、分水嶺尾根に乗りました。





こんなことになっていました。

6月に歩いた時にも作業道が伸びかけていたのですが、殿下登山口から、市境に沿って道ができていました。

重機で作ったばかりの作業道に、雨が降ってぬかるみの泥田と化しています。

幸いなことに自然林はしっかり残っていました。😢



かろうじて25番のプレートは見つけることができました。




藪少々のルートもこんなことに…


10時40分ごろ、殿下コース登山口。


ぬかるみの作業道歩きに疲れ果て、時間的にも無理かなと、氷ノ山山頂はあきらめて、三ノ丸まで。


11時40分、三ノ丸到着。

涼しい風が吹いています。

仙谷から登ってこられた方と、お話ししながら、お昼休憩20分。

下山は坂の谷コースへ向かいました。


登山道は本当に歩きやすい!


13時、坂の谷コース登山口。

新しいバイオトイレが稼働中。


あとは林道を駐車地までですが、羊滝に立ち寄りました。



駐車地には14時40分到着です。

長い1日でした。歩行時間以上に長く感じました。

とにかく、分水嶺の伐採作業が…

林道脇に、作業は11月いっぱいかかると、貼り紙してありました。

  

十年

2017-07-28 | 日記
若杉峠からの分水嶺尾根を歩く時に、点名横行から少しのところにある関電鉄塔の巡視路がいつも気になっていました。

巡視路は、宍粟側と大屋側へ両方に延びているのですが、とりあえず、宍粟から登ってみました。

スタートは、いつもの新戸倉スキー場跡。8時45分。

尾根の先端へ向かって、林道を歩きます。


10分ほどで、巡視路への入口がありました。


急斜面もうまく巻いて歩きやすい、さすが巡視路です。

きれいな尾根もあります。


鉄塔を順番にたどっていくと、1時間ほどで、主尾根に乗りました。


ここまでほとんど無風状態で、うだるような暑さだったのですが、ようやく涼しい風が…

六郎谷を過ぎて、さらに極楽尾根を歩いていきます。


十年へは、大森神社コースから道標が整備されていました。

今日の目的はもう一つ。
十年の新しい50名山の標柱を見ることなのですが、案内も至れり尽くせりでたくさんたくさん。

大きなミズナラ。


十年へは、ミズナラの斜面を登っていきます。


いつもなら、景色を眺めて楽しく山頂なのですが、今日は蒸し暑くて、足取りも重いです…

山頂池には必ず立ち寄ります。


一ヶ月前のモリアオガエルの卵がかえって、オタマジャクシがたくさん泳いでいました。

次来るときにはカエルになって…

11時30分十年到着。


新旧2つの標柱です。

霞んでいて、定番のくらますは全く見えませんでした。

午後から雷雨の予報なので、15分お昼休憩して、下山開始です。

少し戻って、996から大森神社コースに。


こちらもミズナラ。
今日も同じような写真ばかりですが、こんなところが好きなんです。( ー`дー´)キリッ

途中から、林道に降りて、適当にスキー場内の作業道に向かいます。

作業道終点から、スキー場上部へ。


戸倉山の三角点は、林の中にうずもれていました。12時50分。


リフトの設備跡から、作業道を駐車地に向かいましたが、このあたりから雨が降り始めました。

駐車地には、13時30分到着。

道端で見つけた。大人と子供。そして、これは一体?
  

オオカメノキも実をつけていました。


今日はずっと暑くて、ほとんど風もなく、汗だくで歩きました。

どこかに涼しく楽しく歩ける自然林のいい感じの尾根はないですか?

  


東山から鳴滝山(東仙宿舎から)

2017-07-22 | 日記
先日、沖の山に登った時、東仙宿舎に白い四駆が駐車してあって、
ここから東山に登るのもいいなあと思っていました。(のちにどなたのお車かは、判明しましたが)

ネットで、東仙宿舎から、尾根通しに東山から鳴滝山に縦走できるルートを見つけて、
下界は猛暑ですが、尾根は涼しいかもと、Y先輩のお力をお借りして歩いてきました。

スタートは、9時30分。
駐車地の目の前の尾根にとりつきました。


急斜面から、尾根に乗るとなかなか歩きやすい植林と雑木の混じった尾根でした。

急登もありますが、きれいなところもあって、時々涼しい風も吹いていました。


11時ごろ大乢からの登山道に合流しました。



目の前に東山も見えています。


11時30分、東山頂上。


少し霞んでいますが、千種の山々や、氷ノ山、扇ノ山など360度の展望です。

先日登った沖の山。


三室山とくらます。


涼しくて気持ちのいい風が吹いています。
日向ですが、日差しもあまりないので、ここで休憩しました。

12時鳴滝山へ向けて縦走開始。

以前は、急降下するところが、刈りはらわれた笹が滑ったり刺さったりと、
かなり歩きにくかったのですが、すっかりこなれて歩きやすくなっていました。

すぐに尾根が広がって、自然林の楽園のような広場です。




鳴滝山への登りを頑張ります。


13時10分鳴滝山頂上。


狭い山頂で、日差しが強いのですぐ下山開始。

ここからのルートはササの刈りはらわれた急な下りです。


意外に歩きやすくて、すぐに、目の前にきれいなブナ林。




イワガラミとサルノコシカケ。


下山尾根は、スギやミズナラの巨木が連続する素晴らしい尾根でした。


結構時間はかかったのですが、飽きることなく巨木見物しながら歩きました。

最後は少しややこしくなりましたが、駐車地近くに無事下山。

降りたところは、地形図の破線道で、林鉄跡でした。


駐車地には15時到着。

雨にも合わず、汗だくにはなりましたが、さほど暑い思いもせずに、全コース無事に歩きとおすことができました。

どの尾根も見どころたっぷりです。

この山域は、植林尾根でも巨木がたくさん残っていて、本当に楽しく歩くことができました。

  

段ヶ峰と杉山(千町峠から)

2017-07-17 | 日記
今日は、ちょっと午前中に一登り、段ヶ峰です。

登山口の千町峠を9時スタート。

まずは、段ヶ峰へ急坂を登っていきます。

すぐに気持ちの良い高原風景です。
目の前に目指す段ヶ峰。


少し西にはもう一つ、杉山。


30分ほどで、段ヶ峰山頂。


初代と2代目の松。


フトウガ峰へ向かいます。


結構遠く見えますが、平坦なので意外と近いです。

10時10分フトウガ峰に到着しました。


いつ来ても広々として気持ちの良いところです。

昔、登山のガイドブックに蝶の楽園と表現してあったように記憶しているのですが、その通りです。

段ヶ峰を眺めます。


ヤマジノホトトギス。


縦走路を戻っていると、真ん中あたりで、段ヶ峰の方向から5、6人の団体さんが。

杉山へここからいけますか?と…

行けません。段ヶ峰の杉山分岐まで、ご一緒しました。

一足お先に私は杉山へ。


いつの間にか縦走路もよく踏まれて、わかりやすくなっていました。

いったん下って、登り返して、いつもの分岐の松ですが…


馬酔木でデコレートされています。

すぐ杉山頂上、11時10分。


目の前に大きく千町ヶ峰。


下山は、鞍部まで戻って、林道を基幹林道まで。


11時50分無事下山。

結局、団体さんとは再会できませんでした。
杉山へ向かわれたはずなのですが❓


いよいよ梅雨明け間近のようで、降ると言いつつ、このあたりでは雨もあまり降らなくなりました。

暑い時期は、さわやかな尾根歩きです。

さてどこを歩きましょうか。

  

沖の山(沖の山林道から)

2017-07-16 | 日記
積雪期限定のイメージがあった沖の山ですが、無雪期にも登れるようになりました。

一般には、若杉天然林から登るのですが、結構な藪コースです。

沖の山林道から林鉄跡を利用して、ほぼ藪なしで山頂に立つことができます。(若桜の山ボーイさんのレポートを参考にしました)

智頭町の芦津セラピーロードから、沖の山林道を大川線の入口まで。

ゲート前に駐車して9時スタート。


大川沿いに林道を歩きます。

林道わきに昔の大木の切り株とかあって結構楽しい林道です。


20分ぐらいで、三叉路を右に行きます。


すぐに2回渡渉して、ここから林鉄跡を利用した作業道です。

枕木や、レールがあちこちに。
林鉄の遺構を探しながら歩けば作業道歩きも退屈しません。

地形図の破線の道は、概ね林鉄跡ですが、ところどころで湿原になっています。

きれいな緑のじゅうたんに見えますが、じくじくして靴が沈み込むところもありました。




林鉄の名残を探しながら、破線道の突き当りまで行きます。
ここまで、テープ類は全くないので、変な方向へ行かないように注意が必要です。

突き当りの尾根を登れば、若杉天然林からのコースに合流します。


気持ちのいいブナ林が広がっています。


すぐに林道に合流して、灯篭広場を過ぎて、


林道から山頂まで一登りで、沖の山頂上到着、11時15分。


予報では、雷雨が来そうなので、のんびりできません。

すぐに来た道を下山します。
途中から、三室山と、灯篭広場。


後山連山もずっと見えているのですが、今日はかすんでしまっています。

羊歯や、ブナの気持ちの良いコースです。


往路を忠実に戻ります。

破線道に合流したら、しばらく歩いて今度は右に。

少し上に林道が見えてきたら、斜面をよじ登って、林道を行きます。

しばらくで、また破線道の林鉄跡に。

オブジェ。


ここから、作業道もあるのですが、林鉄跡を探しながら歩きます。

しっかりした線路。


橋梁跡?


往路の作業道に合流して、駐車地を目指します。

宍粟の林鉄にも住居跡がありましたが、ここにも。
かまど跡。


駐車地には、13時40分。
入口に林鉄の説明板があります。


ややこしくて、林鉄に興味のない人には面白くないコースかもしれません。

50年ぐらい前までは現役で使われていた林鉄ですが、どんどん自然に還ろうとしているようです。

そのうち線路跡も土や木々にうずもれてしまうのでしょう。