Mな日々

趣味(主に山歩き)を 綴ります

藤ヶ峰

2017-06-29 | 日記
本格的に梅雨入りしたようで、鬱陶しいお天気が続いています。

この時期、天気予報では曇りでも、山は雨ふりということがよくあります。

今日もきっとこのパターンだろうと思い、雨でも雨具いらずの藤ヶ峰です。

一宮町の草木集落を過ぎて、林道大河内線に入り鉄塔巡視路の入口に駐車します。

9時10分スタート。


倒木があったり、崩れかけてわかりにくい個所もありますが、巡視路を探しながら高度を上げていきます。

駐車地から数えて4本目の鉄塔。


いつもは、ここから尾根を登っていましたが、今日は巡視路をたどってみました。



崩れてわかりにくくなっていましたが、9時55分、主尾根の鉄塔に。



ここからは、宍粟市と神河町の市境を行きます。
予想通り小雨が降り始めました。
広葉樹の樹林帯なのでほとんど雨はかかりません。



一部植林尾根もありますが、倒木はなく、地面もふわふわの腐葉土なので、気持ちよく歩くことができます。

雨音を聞きながら楽しく森林浴、10時40分、藤ヶ峰山頂。



すぐに来た道を引き返します。

以前はこのコース、尾根の分岐が何度もあり、迷いそうな箇所が何か所かあったのですが、
今ではテープナビがたくさんたくさん…

相変わらず雨は降り続いているようです。

11時35分、南千町ヶ峰。



雨が少し小降りになると、緑が鮮やかでした。



11時50分、林道三叉路に降りてきました。



幸い雨は小降りになっていて、😥



ここに駐車して、ピストンすれば、本当に雨には濡れません(笑)

涼しい風が吹いて意外に快適な林道を下ります。

途中で、キイチゴや、野ばら。





駐車地には、12時20分。今日は休憩せずに気ままにぶらぶら歩きを楽しみました。

この時期、雨具をつけると、汗と湿気で雨に降られたのかというような状態になって、とても不快です。
その点でこのコースは本当にお勧めだと思います。
ただし大雨になった場合は、保証しかねますので、雨具は持参してくださいね。

千町のヤマボウシ。



  


点名横行から十年(新戸倉スキー場跡から)

2017-06-24 | 日記
私事ですが、今週は仕事がとても立て込んでました。
今日は、仕事の憂さ晴らしコースです。

とにかくお気に入りコースを歩こうと思い、新戸倉スキー場跡の駐車場に。

8時30分スタート。

いつもは、神社の裏から登るのですが、今日はスキー場ゲートの手前から適当に尾根にとりつきました。

歩きやすい植林尾根です。


アンテナ設備跡を過ぎれば、自然林が増えてきます。

時々急な登りもありますが、概ね歩きやすいです。





9時50分、点名横行。



霞んでいますが、藤無山から銅山への分水嶺尾根をたどることができます。

ここからしばらくまた植林ですが、じきに自然林の尾根になります。

古い送電線施設跡の石組み。



歩きやすい極楽尾根。



こんなものが…


点名六郎谷には新旧いろんな標石が。10時50分。


積雪期には、ところどころから氷ノ山を望むことができたのですが、木の葉が茂って、ほとんど見えません。
わずかに、ここから。ただし今日はかすんでしまっていましたが。

ここからも植林と自然林を織り交ぜて、尾根を歩きます。
せみ時雨や、木の葉はすでに夏模様ですが、尾根には涼しい風が吹いて、快適に歩くことができます。

大森神社からの十年への登山道と合流すれば、ますます雰囲気はよくなります。



ピンクテープもありますが、広い尾根を自由に気ままに歩きます。

山上池。


モリアオガエルの卵がたくさんぶら下がっています。


池はぬかるみ程度のものですが、雨が降ればもう少し池らしくなるのかも。

12時十年到着。


ここはいつも虫がたくさんいるので、もう少し下って、お昼休憩。

歩いてきた尾根を戻って、特徴的な十字の尾根からスキー場に向かって下山します。

ほぼ植林の尾根なのですが、途中でこんな花が。



山芍薬でした。こんな時期に…

フタリシズカの群生もあちこちにありました。
これも鹿が食べないのでしょうか。


作業道に下山して、まっすぐスキー場に降りていきます。

途中で、鹿が食べないジギタリス。


13時40分、スキー場跡に降りてきました。


駐車地には、13時50分でした。

自由に楽しく歩けるコースですが、ナビテープ類は殆どありません。

今日は、どっぷり山に浸れて、時間は少々短かったですが、心身ともに癒されました。

そして山芍薬には(( ゚Д゚)


  

三久安山から阿舎利山へ

2017-06-18 | 日記
梅雨だというのに、良い天気が続いていました。
そろそろ本格的な梅雨入りが近づいてきているようですが、雨が降り始める前にもう一登りです。

今日は、同行者のリクエスト?の縦走コースです。

登山口は、三久安山の音水湖側の登山口。

林道の突き当りに車を止めて8時10分、スタート。

三久安山と阿舎利山、どちらから登ろうかと迷ったのですが、とりあえず三久安山へ。

作業道はひどいことになっているので、すぐに尾根に。


結構急ですが、意外と上りやすくて、作業道をすべてショートカットできます。

山頂間近でブナが。


三久安山頂、9時30分。




伐採地はとても暑かったのですが、樹林帯に入ってからは結構涼しくて快調に歩けました。

まだまだ余裕で縦走開始です。

往路を少し戻って、溝谷方向へ。


歩きやすい下りです。はしごコースへの分岐を見送って、大岩は右をまく歩きやすい踏み跡ができています。



やがて馬酔木のやぶですが、これは年々ひどくなっているように感じます。



音水湖への標柱は壊れています。10時30分。


ここから阿舎利山へ向かいます。とりあえず、傷んだネットに沿って歩きます。

振り返ると、三久安山がずいぶん遠くなっていました。


植林帯をしばらく歩いて、やがて自然林が増えてくるとぐっと感じは良くなりました。

テープ類は殆どありません。
でも左に真新しい林道が見え隠れして、尾根を外れることもないと思います。




50名山のコースと合流すればもうすぐ山頂。



11時50分、阿舎利山山頂。


霞んでいますがかろうじて氷ノ山が見えました。

😥ここでお昼休憩です。同行者もいるのでゆっくり30分。

下山は、二ツ橋方向へ少し戻って、登ってきた尾根を少し降ります。


分岐(テープがたくさん巻いてあります)を林道に向けて降りていきます。

このルートは登りに使えばそれほど迷いそうなところはありませんが、下りに使うとわかりにくいと思います。

テープナビはありますので、注意深くコースを探します。

林道に下山。


あとは、よい道や、


崩れてしまっている道を駐車地まで。



13時10分無事下山。

一部馬酔木のやぶがすごいことになっていますが、それほど急なところもなく、
歩きやすいコースだと思います。

とりあえず、三久安山の作業道は避けたほうが良いかと…


  

三ノ丸~十年(ヤマメ茶屋から)

2017-06-15 | 日記
今日は、6月4日に山開き行事が行われた氷ノ山です。

快晴の空の下、8時40分スタート。
車はヤマメ茶屋の手前の空き地に止めました。



昨年は伐採作業でぬかるんでいた坂の谷林道です。
今年は作業もなく、ところどころに新しい道標もできていました。

日差しが強いので日向は暑いですが、影に入ると一気に涼しくなります。

のんびり景色を見たり、音楽を聴きながら林道を歩きます。



今年初めて見たヤマボウシ。

坂の谷登山口分岐では、バイオトイレの工事中でした。

10時坂の谷コース登山口。



薄暗い植林帯から、一気に明るい自然林の登山道です。



林道も含めてずっと緩い登りが続いて、これはこれで意外と疲れます。

11時20分、三ノ丸到着。



氷ノ山山頂。


県境辺り。


10分ほどお茶休憩して、今日は山頂には向かわずに、殿下コースへ。

仙人門。


緩い下りは楽々です。12時5分、殿下コース登山口。



目の前のバイオトイレの横から、藪に突入…と思いきや、
なんと目の前にキャタピラで作ったばかりの作業道が!



歩くべきルートに沿って伸びています。ブナが根元から倒されていたり…

作業道は幸い200メートルぐらいで終わっていましたが、まだまだ伸びるのかも。

びっくりしたのと、景色が変わってしまっていたのとで、しばらく迷走しました。

テープも作業用のものなのか、いたるところに巻いてありました。迷う迷う。

何とか、正しいルートに戻って、戸倉殿下コースのプレート発見。








左側は植林ですが、右側には素晴らしいブナやミズナラの原生林が広がっています。
適当に座ってお昼ごはん、15分。



30番のプレートが置いてあったところからは、薄暗い植林帯を歩きます。

測量杭に沿ったルートは曲がりくねっています。

やがて間伐したまま放置してある倒木帯になります。



倒木を跨いで跨いで…

左右に作業道も。



辛抱して歩いて、14時10分、十年到着。



くらますが木々の間から。



少し進んだところに下山の案内が。


これに従って、ヤマメ茶屋へ向かいます。

下山尾根は自然いっぱいの素晴らしいコースです。

すぐにアンテナのある小さなピーク。



ヤマメ茶屋へは3つ程コースがありますが、今日はケーブルに沿って降りていきます。どこから降りても最後が急です。

自然林を楽しんで。



尾根の先から急な斜面を鹿道を探しながら降りました。


すぐに林道宮ノ後線に合流して、駐車地には15時20分到着です。

宍粟はどんな深山を歩いていても、伐採作業とぶつかってしまいます。

大丈夫そうなのは、三室山から赤谷山への県境尾根くらいでしょうか。

今日は山スキーのプレートを4枚発見できたのでよしとしましょう。

  


植松山(原不動の滝からカンカケ越へ周回)

2017-06-10 | 日記
今日は、以前から気にはなっても、一人では全く登れる気がしなかった、原不動の滝からの植松山です。

いつものY先輩にお願いしました。

原観光リンゴ園から林道をゲートの手前の路肩が広がっているところまで。8時20分スタート。

原不動尊奥の院へ石段を下ります。



石段の途中からテープに従って細い山道をたどって堰堤の上流に。



川の浅そうなところを渡りました。

すぐ目の前の急な尾根にとりついて、とりあえず急登を頑張ります。
自然林のよさそうなところに見えますが、かなり急で、転落したら滝つぼまで真っ逆さまだそうです。



599の三角点を過ぎて、さらに903までひたすら上ります。汗だくです。

急登を過ぎて、903の手前は平たんな感じのよさそうな尾根に地形図では見えていましたが、
実際は馬酔木や灌木のはびこる歩きにくい尾根でした。



植松山から荒尾山への縦走路と合流する手前までは、あまり楽しそうなところはありません。
私はずっと歩きたかった尾根を歩けて満足でしたが…

白っぽい更紗ドウダンが。数少ないお花でした。



縦走路合流手前はよい感じ。



5月20日以来の縦走路は、相変わらず素敵です。10時50分合流。



うす曇りですが、展望とさわやかな風に吹かれて足取りも若干軽くなったような。

定番の植松山。



😥やっとここまで来ました。
今年はしんどいコースでばかり植松山に登ってますが、もっと楽しく登れる尾根コースもありますよ!

植松山までは楽しい楽々登山です。
5月にびっくりした、ピンクペンキの『アラオ』の落書きもきれいにしていただきました。

11時50分植松山山頂。


大好きな山頂です。もちろんここでお昼ごはんにします。
少々虫はいますが相変わらず気持ちいい。

一山はどこから見てもよくわかります。



立ち去りがたい山頂を後にして、12時20分カンカケ越へ向かいます。
いったん荒尾山への縦走路へ向かい、先日西の尾根から登ってきた尾根に。



概ね下り基調なので、快調に歩けます。

13時ごろ1179へ。
このあたりの自然林はとても良かったです。



カンカケへの下山道は、大きな岩をまくところが少し危険でしたが、
登りに比べると藪の具合も大したことがなく、まぁ歩きやすいかなといったところ。

伐採地からは、墨絵の後山と日名倉山。



虫がとても多くて、写真にも虫が(笑

虫よけスプレーもあまり効果なく、とにかく止まれば虫にとりつかれてゆっくり景色も見れません。

途中で有名なプラケースの大岩。




あとは急な尾根をカンカケ越まで下ります。

14時20分カンカケ越へ。



展望地からこれまた墨絵の後山。



あとは路面がずいぶんきれいになった林道をのんびり歩いて、
駐車地15時35分。



広々としたブナ尾根も大展望もありませんでしたが、とにかくこのコースを歩きとおせたことだけで大満足です。

599からすぐの登りは本当に急で、禄に摑まるところもないので落ちたら真っ逆さまです。

しんどいコースでしたが、相変わらずの先輩の軽妙なおしゃべりにずいぶん励まされました。

今年、3回目の植松山ですが、どのコースも負けず劣らず歩きごたえたっぷりです。