チベット・ウイグル、筑紫哲也、民主党の労働政策/アジア記者クラブ(APC)

2009-11-19 07:22:49 | ジャーナリズム
APCの3つの行事のお知らせです。

●「シンポジウム 新疆ウイグルとチベットでの騒乱をどう見るのか」
11月20日(金)18時45分~ 東京都豊島区池袋
ゲスト:川島真(東京大学)、平野聡(東京大学)

お二人の報告に続いてパネルディスカッションを行います。
内政問題と人権問題の対立、中国自身による解決の可能性
の有無、国際社会はどう対応すればいいのか、日本政府と
国民の対応の仕方など討議します。配布資料も充実してい
ますので、是非ご参加願います。

●「制作者との対話~映像で振り返る筑紫哲也の全仕事」
12月8日(火)18時45分~ 東京都千代田区神田駿河台
ゲスト:吉岡弘行(TBS、元ニュース23編集長)

ジャーナリストとしての筑紫さんの手腕、手法を現場で
最も長く見つめ、仕事をともにしてきた吉岡さんに、こ
れまでの映像を使いながらその特徴を解説していただき、
参加者で討論します。ジャーナリズムに関心のある方
必見の貴重な映像が見れます。

●定例会「民主党の労働・雇用政策を検証する」(仮題)
12月11日(金)18時45分~ 東京都内
ゲスト:竹信三恵子(朝日新聞)、山口二郎(北海道大学)

湯浅誠さんが内閣府参与になるとの報道があったものの、
民主党の具体的な雇用政策が見えてこない。総選挙前に
公開された同党の労働政策集は「マニフェストとは別だ」
と言い出したり、経団連からの「成長戦略を捨てるな」と
いう声は日増しに強くなる。労働政策の専門家のいない民
主党がどこに向かうのか。マニフェストはレトリックだっ
たのか。民主党の政策に詳しい研究者とジャーナリストを
お招きしてパネルディスカッションを行います。




アジア記者クラブ11月定例会

■シンポジウム 新疆ウイグルとチベットでの騒乱をどう見るのか

■2009年11月20日(金)18:45~21:00
■豊島区勤労福祉会館 大会議室 東京都豊島区西池袋2-37-4(池袋駅西口10分)

■参加費:会員・学生1000円、ビジター1500円、ワーキングプア(自己申告)1000円

■ゲスト 川島真さん、平野聡さん(ともに東京大学教員)

反革命暴動なのか民族自決を唱えた抵抗闘争なのか。今年10月に建国60年を迎えた
中国では省単位の面積で1位と2位を占める新疆ウイグル自治区とチベット自治区での
漢民族との衝突、少数民族と中央政府との対立関係が収まる気配すら見せていない。中
国における少数民族問題はすでに国際問題化し、中国政府にとっても国際行事や経済交
流の場では避けては通れない問題になってしまった。歴史のなかで、この2つの自治区
の変遷を見た場合、そもそも中華圏なのか、中華人民共和国の建国後も歴代王朝の版図
の継承者を主張しえるのか。11月定例会はシンポジウム形式で開催し、新進気鋭の中
国研究者である川島真さんと平野聡さんをお招きします。司会は大手通信社で中国駐在
の経験もある辰巳知二記者が担当します。当日は中国の少数民族問題だけでなく宗教な
ども含めた内政問題に加えて、CIAなど海外からの干渉の歴史とメディアの報道姿勢
、資源の争奪、社会主義体制に反発する民族主義や官僚主義的対応がもたらす弊害など
を多角的に検証したいと考えています。

川島真(かわしま・しん):東京大学大学院総合文化研究科・准教授(国際関係史)。
1968年、東京生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。アジ
ア政治外交史。著書に『中国近代外交の形成』(名古屋大学出版会)など。

平野聡(ひらの・さとし):東京大学大学院法学政治学研究科・准教授。1970年、横浜
市生まれ。東京大学法学部・同大学院・日本学術振興会特別研究員を経て現職。専門は
アジア政治外交史(中国の国家統合と民族問題)。著書に『清帝国とチベット問題----
多民族統合の成立と瓦解』(名古屋大学出版会)など。

チラシをダウンロードする
http://apc.cup.com/apc200911.pdf




ジャーナリズム講座
「制作者との対話」
TVドキュメンタリーを通して メディアリテラシーを養う
優れたドキュメンタリー番組を見ながら制作者(ディレクター)との討論を通して、メ
ディアリテラシーの養成をめざします。制作者側の着眼点やメディア状況なども踏まえ
た解説を受け、参加者との実践的な討議を行います。

●日程
12月8日(火)18時45分~21時00分
「映像で振り返る筑紫哲也の全仕事」
ゲスト:吉岡弘行さん(元ニュース23編集長)

ジャーナリストの筑紫哲也さんが亡くなって一年。ジャーナリズムの危機が喧伝されて
久しいなかで筑紫さんは何を伝えようとし、現実とどう向き合ってきたのか。筑紫さん
と仕事をともにしてきた現役ディレクターの吉岡さんに節目節目の筑紫さんの仕事を映
像で振り返りながら、参加者と討論していきます。

●吉岡弘行さんプロフィール
1963年島根県生まれ。88年一橋大学法学部卒業、TBS入社。報道局社会部、司
法記者クラブ・キャップ、「筑紫哲也NEWS23」編集長・番組プロデューサー、「
ニュースの森」編集長などを経て、現在、情報制作局「サンデー・ジャポン」制作プロ
デューサー。「WEB多事争論」(http://www.taji-so.com)編集委員。

●会場
明治大学リバティータワー7階1074教室
東京都千代田区神田駿河台1-1
最寄り駅:JRお茶の水駅・神保町駅

●お申し込み受付中
開催日と「12月8日『制作者との対話』申し込み」と明記して下記郵便振替口座に受
講料をお振り込み下さい。アジア記者クラブ/記号00180-4-709267
一般2,000円 会員・明大生1,500円/定員50名/予約制/受講料振込み順

●チラシ
http://apc.cup.com/apc200911_tv_director.pdf

●今後の企画
『日本海軍 400時間』(NHK 2009年)、『ネットカフェ難民~漂流する貧
困者たち』(NNN 2007年)、ETV特集「死刑囚永山則夫 獄中28年間の対
話」(2009年)、『メディアの敗北~沖縄返還をめぐる密約と12日間の闘い』(
琉球朝日放送、2003年)、「光と影~光市母子殺害事件弁護団の300日~」(東
海テレビ、2008年)などを取り上げていく予定です。

●主催・連絡先
アジア記者クラブ、現代史研究会
apc@cup.com http://apc.cup.com
電話 & Fax 03-6423-2452
東京都千代田区三崎町2-2-13-502


12月定例会(11日)については後日、HPで詳細の確認をお願いします。
http://apc.cup.com


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