駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

心と体はあまり仲良しではありません

2016年09月25日 | 人生一般

私の身近な人間に 
 
足の切断を余儀なくされた人がいますが 
 
切断前から頻繁に話しを聞いていましたが 
 
とても不思議な事ばかりでした。 
 
幻肢と言う言葉は知っていました。 
 
切ったはずの足が痛むって事です。 
 
脳が混乱してるんでしょうね。 
 
でもこの幻肢 
 
大変面白い事に 
 
義足をつけると治るそうです。 
 
不思議ですよね。 
 
私達の意識では足が無くなったことも義足である事も分かってる訳ですが 
 
同じ視覚情報でも 
 
無意識の脳の中では足が無い事に混乱したり 
 
あるいは義足がついたら 
 
足が戻ったと判断して落ち着いたりする訳です。 
 
こうやって考えると 
 
私達は自分の命は一つ 
 
なんて思ってますが 
 
実際には自我と肉体は必ずしも一致していなくて 
 
別々に存在する 
 
そんな風にも言える訳です。 
 
しかしこうやって分けて考えると 
 
私達が自分として意識する自我は 
 
まるで肉体の奴隷ですよね。 
 
24時間私達は体から発する命令に振り回されるって感じです。 
 
朝起きたら尿意をもようしてトイレに行かされます。 
 
そしたらすぐに空腹が襲い 
 
食事をとるように命令されます。 
 
まぁしかしこの体の命令に従える内はまだ良いですよね。 
 
現代の生活の中では 
 
時には体の指令に逆らわなければならない 
 
こんな事が頻繁に起る訳です。 
 
例えば 
 
今の時代一日中パソコンを使いますので 
 
すざましく目が疲れます 
 
目が疲れると 
 
体は休めと言う信号を発します。 
 
休めと言われても上司が目の前にいますから 
 
寝る事はできません 
 
で 
 
体は言う事を聞かないと 
 
ますます強い信号を発します。 
 
昼過ぎになると 
 
毎日この睡魔で苦しんでる人 
 
世の中にはたくさんいますよね。 
 
また 
 
突然襲ってくる便意 
 
これもたまりませんね。 
 
時々ゴルフに行くときに高速で 
 
こちらの事情も考えずに体は排便しろと命令します。 
 
排便しろと言われても 
 
この便は強烈な臭いを発しますからね 
 
言う通りにしたら 
 
皆さん談笑して楽しい時間なのに 
 
一気に窒息させてしまいます。 
 
ですから 
 
必死に体の命令に抗う訳ですが 
 
まぁ苦しいですよね。 
 
苦しいですが 
 
今までなんとか持ちこたえましたので 
 
私の便で同乗者お年寄りが窒息死 
 
なんて悲劇は起っていません。 
 
そう言えば今思い出しましたが 
 
私の兄は昔農機具の営業をやっていて 
 
沖縄の離島を飛び回っていました。 
 
でも飛行機は小さいですからね 
 
当然トイレはついていません。 
 
で 
 
ある時 
 
飛行機に乗ったらもの凄い腹痛が襲ってきたそうです。 
 
でも空の上ですからね 
 
どうしようもない訳ですが 
 
しかしその時には体の機嫌が悪く 
 
容赦なく排便命令が出続けたそうです。 
 
で 
 
兄は耐えられずに 
 
飛行機から飛び降りよう 
 
そんな決断をしたそうです 
 
が 
 
なぜか話はそこで終わり 
 
今も元気です 
 
残念ながらその先の話は語りませんし聞けません 
 
何があったんでしょうね? 
 
この位にしましょうね 
 
兄の名誉にかかわりますから・・ 
 
とにかく 
 
そんな訳で 
 
よく考えれば 
 
私達を一番苦しめるのは 
 
実は私達の体 
 
そうも言える訳です。 
 
まぁしかしそんな言い方をすれば体は悪人って事になりますが 
 
実際には単にわがままなだけですよね。 
 
機嫌さえ損なわなければ 
 
そんなに悪いやつではありません 
 
ですから 
 
まずどうすれば機嫌が悪くなるのか? 
 
それを理解して 
 
しっかり準備すればどうって事はありません 
 
兄も飛行機に乗る前日に大酒飲んだからそうなった訳です。 
 
まぁ分かってますよね 
 
分かってるけど 
 
つい 
 
体が嫌がる事をやってしまうんですよね 
 
タバコを吸ったり 
 
夜更かしをしたり 
 
もしかしたら 
 
体はただ素直なだけで 
 
悪人は自我かも知れませんね。 
 
おっといけない 
 
また 
 
私の下腹部に強烈な命令が・・・ 
 
豚肉はダメだと 
 
体は子供の頃から私に厳しく命令を出してるんですがね 
 
つい 
 
おいしそうなソーキだと 
 
ガマンができないのです。 
 
しばらく 
 
体との不仲 
 
続きそうですね。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする