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株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

空港スタッフから笑顔が消えました

2023年05月04日 | 世間一般

50年後の日本の人口は8700万人

厚生労働省の研究機関から

そんな予測が出されてマスコミがたくさん報じていましたね。

しかしいつも思いますが

人間は先の心配をする

これは本能なんでしょうね。

50年後の日本の人口減少が悪い事

そう決めつけて報道していますが

それが実際に吉となるのか凶となるのか

もっと時代が近づかなければ分からないし

しかも実際にそうなるかも決まってません

それよりも

専門家の皆さん

50年後の事を当てた人

一人でもいますか?

って話ですよね。

にも関らず悪い出来事が起こると決めつけて騒ぐ

いつもの事ですがもう少し冷静に考えられないのか?

って思いますよね。

逆に50年前はどうだったか?

って言うと

当時は恐らく人口が1億位だったと思いますが

これ以上人口が増えれば

食料不足と公害

これが大問題になる

なんて事で騒いでた訳ですからね

実際には人口は大きく増えましたが

空気も川も綺麗になり

食料は余り過ぎて

廃棄食品が社会問題になっています。

それを実際に体験しましたからね

50年の人口予測で悲観的になる

この愚かさをいつも感じるのです。

それと思うのは

人口減少の影響

もう既に起こっていますよね。

当社でも人手が足りませんし

世の中全体にこの人手不足の弊害が蔓延してる

これを感じる事が多くなりました。

建設会社を経営する友人が

今の自分の役目は仕事を断る事

そう言っていました。

建設作業員が足りずに

もう余裕は無いそうです。

まぁしかし

人間知恵がありますからね。

空気汚染は排ガス規制で克服しましたし

食料は土地改良を進め

機械化を促進して改善しました。

今回は生産人口が足りなくなる

って話ですが

人手が足りなければそれを機械で補う

これも急速に進んでますね。

私が子供の頃は

夢のような話だったらロボット

私のゴルフクラブでも

レストランの配膳で大活躍です。

小売店舗では無人清算機がどこでも見られるようになりましたし

ファミレスでは急速にタッチパネルが普及しています。

ですから今の時代は

人類史上初めて

人間の役割が急速に機械に取って代わる

これを体験してる訳で

そう思えば結構楽しめますよね。

ただ

そうなって思うのは

機械はやはり完全に人間に代わる事はできませんね。

不具合を起こしますからね

不具合が起これば

それを解決するのは人間しかいませんから

どうしても機械の限界はある訳です。

先日沖縄に行った時に羽田空国でこんな事がありました。

今空港では

荷物を預けるのも自動化されてる訳ですが

私が預けようとすると

センサーに異常があったようでエラー表示が出て

スタッフに連絡下さい

って書いてありました。

銀行のATMのように連絡用の電話器があれば良いのですが

それがありませんから

その辺にウロウロしてる職員に声をかけなさい

って話です。

少し前までは制服を着たそんな方達がたくさんいましたよね

今もいますが人手不足で

数が大きく減ってるのです

で見渡すと

たった二人です。

その二人

色んなお客様から呼ばれまくって

もう必死の形相で対応しています。

とても声を掛けられるような雰囲気ではありません

その対応が終わるのを待って話しかけようと見てると

次々にクレームが入り

もうパニック状態に近くなっています。

でも待つしかありませんから

ずっと待っていましたが

15分経っても

その状態が終わる気配はありません。

出発時刻が迫って来ましたので

止む得ず手荷物検査場まで行って

そこの職員にお願いすると

フロアにいる担当者に声かけお願いします

って冷たく言われました。

でももうフロア担当者が無理なのでお願いしに来てますから

それを伝えると

カウンターに声をかけてください

そう言われました

止む得ずカウンターに行くと

そこも人が並んでいて

スタッフの皆さん

顔つきが険しくなっていました。

平時であれば

とても若くて綺麗で好印象なのですが

睨むと一気に鬼の形相になって怖くなる

まぁ実社会でも散々経験しましたね

私の妻も・・

おっとこの話はアウトです・・

危ない危ない

とにかく今回も

女性は見た目でナメてかかってはいけない

そう再認識しました。

そんな話はともかく

その列を押しのけて

カウンターの女性に声をかけると

順番に対応しますので並んでください

との事です。

でもこの蛇のような行列に並んでは

飛行機が飛んで行ってしまいますからね

私も勇気を振り絞り

出発に間に合わなくなるんです

って懇願すると

やっと裏の扉を開けて

他のスタッフを呼んでくれました。

で出て来たのは

年配の女性ですが

やはり謝るでもなく

笑顔も無く

事務的に淡々と対応して

なんとか荷物を預けて飛行機に乗る事ができました。

この体験で

しっかり確認できました。

もう時代は変わったのだと

今企業にとって一番大切なのは人です。

人手不足は

大手の航空会社でも

グラウンドスタッフがパニックになるほど深刻ですからね

このパニックになったお姉さん

ストレスで辞めてしまえば

航空会社の業務は回りませんから

それをつなぎとめるのが

多分会社の最優先順位ですから

客を粗末に扱おうが

睨もうが

それを会社では指導できないのです。

私たち顧客は

いくら職員がフテ腐れても

その情けにすがるしか無い訳で

実際に私も飛行機に間に合う事が分ったら

仏頂面で対応した

あの中年女性に

感謝の念が湧いて来ました。

もう客だからと言って

威張れる時代は終わりました

皆さん

この時代の変化しっかり理解しましょう。

銀行でもファミレスでもゴルフ場でも

職員の皆さんの機嫌を損ねないように

私たちサービスを受ける側は

いつも笑顔で

好印象を保つようにしましょう。

これまでは接客業務のセミナーが大盛況でしたが

これからは

顧客側が

相手の感情を害する事無くサービスを気持よく受けるためのセミナー

これが必要かも知れませんね。

まぁいずれにしても

世の中はガラっと変わった

って話です。

 

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