学ぶ喜びを生きる力に☆奥田塾

三重県桑名市にある小さな英語塾・奥田塾のブログです。テーマは、学ぶ!楽しむ!分かち合う!

ボポモフォ

2016年02月13日 | 中国・中国語・台湾
「ボポモフォ」というのは、台湾で使われている中国語の発音記号「注音符号」のことです。
先頭の四文字をとってこのように呼ばれています。
中国語の漢字には「簡体字」と「繁体字」があって、中国では簡略化された「簡体字」が、台湾、香港などでは画数の多い「繁体字」が使われている、ということは知っていました。
ローマ字による発音表記法「ピンイン」は字体が変わっても同じだと思っていたのですが、実は全く別のものがあったんですね。



このことを僕に教えてくれたのは台湾人のOさんです。
彼女とは、先日訪れた松本の「重要文化財・旧開智学校校舎」で出会いました。
今回は、春節を挟んだ11日間の長い休暇を利用しての一人旅だそうです。
いま現在も、バックパッカー向けの安宿に泊まりながら、長野県を中心に、愛知、岐阜を巡る旅を続けています。

独学で日本語を勉強し、日本のTVドラマをよく見るという彼女。
本人曰く、「聞き取りはまあまあできるけど、話すのは苦手」とのことでしたが、英語や漢字による筆談を織り交ぜながら、それなりに意思の疎通を図ることができました。
ときどき顔を出す僕の赤ちゃんレベルの中国語を、
「ハツオンガイイ!」
「ヨークワカル!」
「スゴーイ!」
などと褒めてくれるので、オジサンはすっかり嬉しくなってしまい・・・(*^^*)
心の中で、しばらく中国語の勉強をサボり気味だったことを深く反省し、これからも頑張るぞ!と誓いを新たにしたのでありま~す! (^o^)/

「ボポモフォ」の話に戻りましょう。
上の写真はOさんのスマホの画面です。
いちばん左側、縦に並ぶ4文字の発音がそれぞれ「b、p、m、f」なので、母音の「о」をつけて「ボポモフォ(bopomofo)」と呼ぶようです。
面白そうなので、さっそくスマホのキーボードに「中国語(繁体字)-注音」を加えてみました。



見ているだけでワクワクしてきますが、当然のことながら、まだ使えません。(^^;)
まずは、これら37文字の音を一つひとつ覚えていかないとね。



それにしても、やはりさすが開智学校。
Oさんとの出会い、「ボポモフォ」との出会いは、僕にとっての小さな文明開化なのかも…。(^^)v
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