(「日本語の授業・実況中継 1-1」より続く)
【スライド4】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/a5/01c7afb10c389084ef7a187ec90ece6f.jpg)
T「天気の説明をするときも、[がち]を使います」
《曇りが続いている絵を表示》
T「はい、これは日曜日から金曜日までの天気です」
S「全部くもりです」
T「水曜日は?」
S「少し晴れます」
T「雨は何曜日?」
S「月曜日と金曜日」
T「晴れも雨も少しあります。でも曇りが多いですね。動詞は、(文字を表示)くもります。[がち]を使って言いましょう」
S「くもりがち」
T「そうです。くもりがちの天気。(文字を表示)今週はくもりがちの天気が続いています。はい、皆さんどうぞ!」
Sコーラス「今週はくもりがちの天気が続いています」
《晴れが続いている絵を表示》
T「じゃ、これはどうですか」
S「全部はれです」
T「そうです。はれが多いです。(文字を表示)はれます。[がち]を使って言いましょう」
S「はれがちの天気」
T「そうです。(文字を表示)今週ははれがちの天気が続いています。はい、どうぞ!」
Sコーラス「今週ははれがちの天気が続いています」
S「先生、はれがちの天気はダメです」
T「どうしてですか」
S「[がち]はよくないことに使います」
T「そうです! Aさん、すごいですね! はれがちの天気。みなさんうれしいですか? うれしくないですか?」
S「うれしいです」
T「うれしいこと、いいことに[がち]は使いません」
(二重取り消し線を表示)
T「くもりがちの天気が続いています。[がち]はよくないことに使います」
※学生の中から、「雨がち」「雨が降りがち」などが出てきた場合は、よくないことなので使えそうだが、実際はそういう言い方はあまりしないということを伝える。
【スライド5】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/74/3701045e7d917c217cf84578ed4871f2.jpg)
T「いま勉強した[がち]の文を復習しましょう。私は子どものころ…」
S「私は子どものころ、病気がちでした」→(文表示)
T「いいですね。私は子どものころ、もう一つ」
S「私は子どものころ、学校を休みがちでした」→(文表示)
T「オーケー。外食が…」
S「外食が多いと、野菜が不足しがちです」→(文表示)
T「いいですね。スマホ…」
S「スマホばかり見ていると、目が悪くなりがちです」→(文表示)
T「オーケーです。今週は…」
S「今週はくもりがちの天気が続いています」→(文表示)
T「すごいですね~。よく覚えていますね~」
(接続の形表示)
T「形は、動詞マス形+がち、名詞+がち、です。名詞よりも、動詞マス形が多いです」
【スライド6】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/6d/28ec418d994386a5fafe45bc4547249a.jpg)
ここで、教科書(「学ぼう!にほんご(初中級)」 第15課・文型3)の例文の発音練習をして、意味と使い方を確認します。
そしてそのまま、教科書の練習1に進みます。
練習1は、「①よく忘れる」「②今週はよく曇っている」「③となりの家はよく留守にしている」を「~がち」を使って書き換える問題です。
学生を指名して、答えを確認しながら、文字を表示していきます。
「留守にしがちだ」「留守がちだ」は両方とも正解であることを伝えます。
さらに、「留守がち」は「名詞+がち」の数少ない例のひとつであることも付け加えておきます。
T「では、練習1の1番の『忘れがちだ』を使って文を作ってみましょう。皆さんは何を忘れがちですか。私は…」
(「日本語の授業・実況中継 1-3」に続く)
【スライド4】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/a5/01c7afb10c389084ef7a187ec90ece6f.jpg)
T「天気の説明をするときも、[がち]を使います」
《曇りが続いている絵を表示》
T「はい、これは日曜日から金曜日までの天気です」
S「全部くもりです」
T「水曜日は?」
S「少し晴れます」
T「雨は何曜日?」
S「月曜日と金曜日」
T「晴れも雨も少しあります。でも曇りが多いですね。動詞は、(文字を表示)くもります。[がち]を使って言いましょう」
S「くもりがち」
T「そうです。くもりがちの天気。(文字を表示)今週はくもりがちの天気が続いています。はい、皆さんどうぞ!」
Sコーラス「今週はくもりがちの天気が続いています」
《晴れが続いている絵を表示》
T「じゃ、これはどうですか」
S「全部はれです」
T「そうです。はれが多いです。(文字を表示)はれます。[がち]を使って言いましょう」
S「はれがちの天気」
T「そうです。(文字を表示)今週ははれがちの天気が続いています。はい、どうぞ!」
Sコーラス「今週ははれがちの天気が続いています」
S「先生、はれがちの天気はダメです」
T「どうしてですか」
S「[がち]はよくないことに使います」
T「そうです! Aさん、すごいですね! はれがちの天気。みなさんうれしいですか? うれしくないですか?」
S「うれしいです」
T「うれしいこと、いいことに[がち]は使いません」
(二重取り消し線を表示)
T「くもりがちの天気が続いています。[がち]はよくないことに使います」
※学生の中から、「雨がち」「雨が降りがち」などが出てきた場合は、よくないことなので使えそうだが、実際はそういう言い方はあまりしないということを伝える。
【スライド5】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/74/3701045e7d917c217cf84578ed4871f2.jpg)
T「いま勉強した[がち]の文を復習しましょう。私は子どものころ…」
S「私は子どものころ、病気がちでした」→(文表示)
T「いいですね。私は子どものころ、もう一つ」
S「私は子どものころ、学校を休みがちでした」→(文表示)
T「オーケー。外食が…」
S「外食が多いと、野菜が不足しがちです」→(文表示)
T「いいですね。スマホ…」
S「スマホばかり見ていると、目が悪くなりがちです」→(文表示)
T「オーケーです。今週は…」
S「今週はくもりがちの天気が続いています」→(文表示)
T「すごいですね~。よく覚えていますね~」
(接続の形表示)
T「形は、動詞マス形+がち、名詞+がち、です。名詞よりも、動詞マス形が多いです」
【スライド6】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/6d/28ec418d994386a5fafe45bc4547249a.jpg)
ここで、教科書(「学ぼう!にほんご(初中級)」 第15課・文型3)の例文の発音練習をして、意味と使い方を確認します。
そしてそのまま、教科書の練習1に進みます。
練習1は、「①よく忘れる」「②今週はよく曇っている」「③となりの家はよく留守にしている」を「~がち」を使って書き換える問題です。
学生を指名して、答えを確認しながら、文字を表示していきます。
「留守にしがちだ」「留守がちだ」は両方とも正解であることを伝えます。
さらに、「留守がち」は「名詞+がち」の数少ない例のひとつであることも付け加えておきます。
T「では、練習1の1番の『忘れがちだ』を使って文を作ってみましょう。皆さんは何を忘れがちですか。私は…」
(「日本語の授業・実況中継 1-3」に続く)
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