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学ぶ喜びを生きる力に☆奥田塾

三重県桑名市にある小さな英語塾・奥田塾のブログです。テーマは、学ぶ!楽しむ!分かち合う!

春なのに

2015年02月20日 | 名曲アルバム
♪ 春なのに お別れですか  春なのに 涙がこぼれます ♪

先日、ギター講座受講生のJさんが、
「先生、家で練習してきた曲があるんです。みんなに歌ってもらいたくて…」
と見事なギター伴奏を披露してくれた曲が、この『春なのに』(作詞・作曲:中島みゆき)です。

1983年、柏原芳恵の歌で大ヒットし、その後しばらくは、卒業ソングの定番として広く歌われていました。
中学校で講師をしていた頃、「3年生を送る会」で1・2年生の有志が合唱する『春なのに』のギター伴奏を担当したことも懐かしい思い出です。

流れるような旋律に乗せて切ない気持ちを歌い上げるこの曲は、まさに言葉とメロディーが絶妙のバランスで溶け合っている、という感じがします。
また、イントロ、間奏、後奏を含め、曲全体を包み込むように奏でられるストリングスの美しい旋律も印象的で耳に残ります。

そして極めつけは‘中島みゆきワールド’とも言えるドキッとするような歌詞。
特に2番のAメロの「♪ 卒業しても 白い喫茶店 今までどおりに 会えますねと 君の話は なんだったのと きかれるまでは 言う気でした ♪」という部分。
「男って何て鈍感で無神経な生き物なんだろう」と思い知らされました。(笑)
(同じく柏原芳恵が歌った『最愛』の歌詞も、当時の僕にはすごく衝撃的でした。)

Jさんは、この春、高校を卒業する娘さんにこの歌をプレゼントしたくて、こっそり練習を重ねられたそうです。
おそらく、コードを押さえる左手の痛みに耐えながら、何度も何度も繰り返し…。
大丈夫ですよ。その頑張りは決して無駄にはなりませんから。
世界中の誰よりも強く、大切な娘を想う母の気持ちを、この歌が必ず届けてくれます。


明日に架ける橋

2015年02月11日 | 名曲アルバム
少し前の高校英語教科書「CROWN English Reading」(2009年3月初版発行)でサイモン&ガーファンクルの『明日に架ける橋』(作詞・作曲:ポール・サイモン)が採り上げられていました。

‘Songs travel.’がテーマの「Lesson 4: Bridge over Troubled Water」で、「歌いたい人、聴きたい人がいる限り、歌は旅をする。素晴らしい歌は国境を越え、時代を超えて人々とともに生き続ける。『明日に架ける橋』はそんな歌の一つだ」と紹介されています。
そしてこの歌が、アパルトヘイト政策のもとで苦しむ南アフリカ共和国の人々に希望を与えたこと、9.11同時多発テロの後、悲しみに打ちひしがれるアメリカ国民に慰めを与えたことを伝え、最終セクションは次のような内容で締めくくられています。

「この歌が人に愛され続ける理由は何なのか。
一つは、易しく覚えやすいメロディー、もう一つは、苦しみ、自己犠牲、そしてより良い明日への希望を語る歌詞だ。辛い時に慰みを与えてくれるゴスペルのようだ。
困難を乗り越えるための‘勇気’と未来への‘希望’は人間の普遍的な感情であり、それらを心地よいメロディーとリズムで表現する歌は、いつまでも我々の心の中に残る。
そういう歌は、世界中のさまざまな地域の多くの人々の心へと旅をするのだ。」

僕が初めてこの歌に出会ったのは、おそらく高校生の頃だったと思いますが、それ以来ずっとこの歌に支えられ、守られてきたような気がします。
また、その中でごく自然に、「この歌のように誰かの心の支えになれたらいいな」「何か少しでも人の役に立つことができたら嬉しいな」と思うようになりました。
(僕が名刺の裏面に『明日に架ける橋』の歌詞を載せているのは、「英語の勉強で困ったことがあればいつでもサポートしますよ」というメッセージです。)

ここで歌詞を紹介したいのですが、そのまま載せると著作権等の問題もありそうなので、1番の歌詞を僕なりに訳してみたものを載せます。

♪ 疲れ果て、惨めな気持で泣きそうになっている君、僕がその涙を拭いてあげよう
♪ 君が一人ぼっちで辛い時も、僕は君の味方だよ
♪ 僕はこの身を捧げて、荒れた海にかかる橋になる

美しいピアノのイントロ。アート・ガーファンクルの透き通るような歌声。
3番からはリズム・セクション(ドラム&ベース)と壮麗なストリングスが加わり、クライマックスに向けて力強さが増していくアレンジも最高。
僕は特に、サビの前の“I'm on your side.(僕は君の味方だよ)”の部分のメロディーが大好きで、いつもここで思わず涙が出そうになります。

ポール・サイモン様、アート・ガーファンクル様、素敵な歌の贈り物をありがとうございます!


↑僕のCDライブラリーの中の1枚、「冬の散歩道~S&Gスターボックス」というベストアルバムです。もちろん『明日に架ける橋』も収録されています。