クラフトビール、「ベイブルーイング・ヨコハマ」の鈴木さんが日ノ出町にクラフトジンのお店を出されて以来、ずっと気になっていたのですが、日ノ出町方面に行く機会がなかなかありませんでした。昨年の11月ですが、たまたま17時から18時に隙間時間ができたので、そのタイミングを利用しようやくお邪魔することができました。
カウンターからはボットスチル(蒸留釜)が見えます。初めてなので、何を飲もうか考えるまでの間、まずはビールを一杯。
趣旨からすればジンなのですが、その前に実は気になっていたことが一つありました。それは鈴木さんがアメリカで入手された、こちらのウィスキー。ワシントン州エディソンにあるTerramar Brewstilleryというビール醸造所兼ウィスキー蒸留所のシングルモルトウィスキー(52.75%)です。単純にこの電球型をした珍しいボトルに惹かれただけなのですが、これはこの町の名前がトーマス A.エディソンに由来していることによります。トウモロコシ由来のアメリカンウィスキーと違い、モルトウィスキーなのでパンチが少なく、優しい味わいです。
そしてジンですが、ジン初心者にして時間もないのでどれを選ぼうか迷いました。分からないなりに大袈裟なものが良いかなと思い選んだのが、「横浜ジン001」。お店の説明によれば、蒸留所開設後最初のジンだそうです。コリアンダー、ジュニパーベリー、青山椒、ラベンダーなどのボタニカルをやみくもに投入した結果、極めて刺激の強いボタニカルジンに仕上がった(?)という、しかもオイリーで強烈な個性を持つジンです。そのため、最初の一杯目には本来向いていないのでしょうが、今回はまず経験ということで。
確かに強烈、薬草酒といった感じで身体に良さそうな感じがします。これはお酒単体で楽しんだ方が良さそうです。
次回はじっくり、様々なジンを試してみたいと思います。
横浜ジン蒸留所
神奈川県横浜市中区日ノ出町1-103-1
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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