窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

Shot House High-Bridge

2009年05月28日 | BAR&WHISKY etc.
 腹を満たした後、「ショットハウス ハイブリッジ」へ向かいました。旅先でバーに行くのは僕の個人的慣わしです。ハイブリッジは1985年開店の、鹿児島のバーとしては老舗です。店名からすぐ分かるように、マスターは高橋さん。

 店内は広く、80年代を感じさせる少しクラッシクで落ち着いた雰囲気です。チーフバーテンダーの山中知広さんも非常に丁寧にお酒のことを教えてくれます。カウンターの向こうには約700種もの洋酒が所狭しと並んでいます。



 最初に飲んだのは、黒板に「今宵のおすすめ」とあったバーボン、"Ancient Ancient Age 10yrs"。甘すぎず、香りコクともにバランスの良いお酒です。



 続いて僕が大好きな"Glenmorangie Artisan Cask"。数年前、初めてこのお酒を飲んだときは「これがウィスキーか」と驚きました。アメリカミズーリ州オザーク山脈でゆっくりと育ったホワイトオークを2年間自然乾燥させてから製樽。9年の熟成期間に樽のさまざまな成分がこのメイプルシロップやクリームのような、とてもウィスキーとは思えない味わいを作り上げます。お勧めのウィスキーです。



 次に、あの鹿児島焼酎で有名な本坊酒造が作ったマルスウィスキーの「駒ケ岳」と「薩摩」。特に「薩摩」は1984年に鹿児島の地で蒸留し、その後20年間シェリー樽に貯蔵されたモルト原酒の中から、トリプルカスクを厳選し、ヴァッティングしたまさに「鹿児島のウイスキー」でシェリー樽由来の非常に濃い色と深い甘みがあり大変美味しいです。"Glendrinach"をさらに強烈にしたような感じです。良いお酒に出会いました。



 5杯目(前の店の焼酎から通算すると8杯目)はジャガイモから作られたデンマークのスピリッツ、"Aquavit"。香草がつけこんであり、ちょうど甘いウィスキーが続いたので少しドライなものが欲しくなり頼みました。

 実はこの後のことは覚えていません。歩けば20分くらいかかるはずですが、気がつくとホテルでちゃんと寝ていました。カメラにはカウンターで隣に座っていたお客さんの写真、携行していたメモ帳には僕のではない筆跡で彼のメールアドレスが記されていました。全く覚えていません...
               
 以上で、今回の鹿児島訪問は終わりです。鹿児島っていいところですね、すっかり好きになりました。

ショットハウス ハイブリッジ

鹿児島市山之口町6-8畠田ビル2F
TEL:099-225-1911



 繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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