窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

パムラクラキン・フォレスト・トレイル②

2012年05月08日 | 海外での出来事


  ゼリーナッツの木。樹皮に傷をつけると非常に粘性のある樹液が出てきます。迂闊に触ってしまい、失敗しました。容易には取れません。これに火をつけ、昔は魔除けに使ったそうです。



  一見すると日本の笹とどう違うのか判別がつきませんが、いずれにしても竹の仲間でしょう。この葉を煎じて飲むと、血糖値を下げ、高血圧に効くそうです。



  東南アジアでは良く見かけるガジュマルの木。アニタ族の間では、悪霊が住む木とされ、人の気を吸うと信じられています。



  パブダンの木。非常に堅い木です。



  ラワンの木。木材に使われる木として有名です。そういえば、マホガニーの木もありました。



  名前は分かりませんが、非常に鋭い棘を持つ植物です。この棘をピアスの穴を開けるのに使うそうです。



  こちらは精力剤の木。僕も枝を食べてみました。効果については「私が証明です」と言いたいところですが、分かりません。



  こちらも細い竹のようですが、切ると茎からポタポタと水が滴り落ちます。カルシウムが豊富な水だそうで、この暑いフィリピンの森では非常に役立つ植物だと思います。やはり、自然のバランスとは上手くできているものだと関心させられます。



  この葉も腰痛に効くそうです。

<つづく>

  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
  ブログをご覧いただいたすべての皆様に感謝を込めて。

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