普段あまり牛肉を食べない、まれに焼肉屋に行く位で、家でも外でもステーキやハンバーグを食べることなどまずない僕ですが(神戸の「カルネ」位ですね)、たまたまステーキ店に行く機会があり、珍しい肉づくしの夜となりました。訪れたのは、自由が丘駅正面口にある、「黒毛和牛・腰塚」。日中、駅で待ち合わせしている際、何となく目に留まっていたのはその予兆であったかもしれません。
「腰塚」は肉の仲卸だそうですが、ブランド名は「洋麺屋 五右衛門」などで有名な日本レストランシステムが展開しているもの。初めに上質なローストビーフと自家製コンビーフから入りました。ローストビーフはわさびで。グラスワインはピエモンテのバローロでしたが、程よい果実味にしっかりとしたタンニンがあり、牛肉に合わせやすいワインでした。
ワインに合わせながら、続いてローストビーフサラダで葉っぱの補給。サラダにはシーザードレッシングが付いてきます。確かに、肉は非常に美味しいです。
メインはせっかく来たので、ミスジとサーロインのステーキにタルタルハンバーグと三種類楽しめる組み合わせを(冒頭の写真)。ステーキにはおろし和風ソースがついてきますが、別に塩を頼んでシンプルに塩、または塩・わさびで食べるのが一番美味しかったです。タルタルハンバーグはその名の通り、中にレアな挽肉がぎっしり詰まっている食べ応えのある一品。焼き加減が気になる方は、付属のボッチで調整できます。余計なものが入っていないので、まさに肉づくし感を堪能できます。
腰塚 自由が丘正面口店
東京都目黒区自由が丘1-29-7 薮伊豆ビル 2F
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした