10月10日、NPO法人日本交渉協会の第21回燮会に参加してきました。
今回は交渉アナリスト1級会員の持塚彰良さんと末永正司さんより、「ロールプレイング・ゲームの研究」と題し、参加型の講義をいただきました。
簡単にご説明すると、参加者が交渉のロールプレイングに取り組みながらロールプレイングそのものの構築について検討を加えていくという試みです。
やり方も試行的な方式で、今回は2チームに分かれ、団体戦のように代表者が次々と入れ替わって1vs1の交渉を進めていくという「リレーロールプレイング」というものが一つ。そしてもう一つは、交渉以前の情報収集に重点を置いたシナリオが設定されました。
そしてプレイを勧めながら、最終的にはどのようなシナリオを構築すればより有用なものになるかについて意見交換がなされました。シナリオの自由度が高かったために、制約された時間の中で難しい面もありましたが、その分を参加者の想像力で補わなければならなかったことが、むしろ現実的な側面の能力を刺激された気がします。
最後は、燮会そのものについての意見交換。短い時間でしたが、1級会員の皆さんが実に多様なニーズを持っておられることが現れていました。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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