窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

かながわリサイクル認定製品事業者プレゼンテーションでお話しさせていただきました

2015年02月25日 | リサイクル軍手の世界


  2月24日、横浜市開港記念会館にて、「かながわリサイクル認定製品事業者プレゼンテーション」が行われました。かながわリサイクル認定製品とは、県内の廃棄物を原材料としたリサイクル製品の利用を促進するため、2010年に始まった認定制度で、弊社の「特殊紡績手袋 よみがえり」シリーズはその第一回の認定を受けております。

  折しも「特殊紡績手袋よみがえり」シリーズは、累計販売数200万双を突破したところでございます。日頃ご愛顧いただいている皆様には、心より御礼申し上げます。

  プレゼンは10分間、会場には79名の皆様にお集まりいただきました。



  古着をそのままリサイクルした「特殊紡績手袋よみがえり」は、「古着・古布リサイクルは、その先がどうなっているのか、話には聞いても見たことがないのでいまいち身近に感じられない」という沢山のお声から誕生しました。確かに、古紙や廃プラスチックであれば、私たちの身近なところにリサイクル製品があるのですが、産業資材へのリサイクルが主流である古着・古布に関しては、当時一般消費財はほとんどなく、あっても希少なものであった気がいたします。

  「特殊紡績手袋よみがえり」の誕生は2009年6月、発売後3年半で累計販売数100万双を超え、5年半で200万双を超えました。現在は205万双ですが、これはほぼ岐阜県の人口と同じ、名古屋市よりやや少ないくらいです。

  「特殊紡績手袋よみがえり」のために活用された不要衣類は累計約97トン、Yシャツに換算するとおよそ49万着になります。手袋を編むための糸の総延長は106万㎞に達し、これは地球を26周半するほどの長さです。



  また、これまでもお伝えしてきました通り、「特殊紡績手袋よみがえり」は通常の純綿軍手に比べ、LCAベースでCO2発生量が1/6と言われています(参考:経済産業省『繊維製品(衣料品)のLCA調査報告書』)。そのCO2発生抑制効果は累計77トンにもおよび、これだけの量のCO2を仮に1年で吸収するには東京ドーム3.6個分の森林が必要になるそうです(参考:林野庁HP)。

  JIS規格をクリアする丈夫な「特殊紡績手袋よみがえり」は、海外での植林活動でも使われており、その活躍の場を世界に広げております。また、売上の一部は東南アジアの貧困層女性の安全な出産を支援する活動に充てられており、「使用するという行為そのもので、地域・環境・社会に貢献する」ことを目指しております。これらは偏に日頃ご愛顧頂いている皆様のお力の賜物です。重ねて御礼申し上げます。

  引き続き、「特殊紡績手袋よみがえり」シリーズをどうぞよろしくお願い申し上げます。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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