これまでも2軒ほどこのブログでご紹介した、太田町通りに並ぶお店の一つ。7月10日にお邪魔しました。通りの向かいというだけで、太田町から相生町になってしまうところが関内らしいところです。
【過去ご紹介した、太田町通りのお店】
●太田町通りは裏切らない-トランキーユ(関内)
●夏本番!創作和食と日本酒の会
一見すると純喫茶のようなレトロ感のある落ち着いたビストロ。一品一品がとても丁寧で、美味しいお店でした。とりわけ今回の中では前菜の「パプリカムース いくらのせ」(冒頭の写真)がとても味わい深くて印象的でした。
その前の小前菜は、「岩手県産 殻付き牡蠣」。
ツブ貝のエスカルゴ風。
鱈のブランダードグラタン。ブランダードというのは、タラとジャガイモをすりつぶした南仏料理だそうです。これを焼いて表面に焦げ目をつければグラタンになります。
肉料理は、牛頬肉。
締めはリゾットでした。以前どこかで書いたことがあるかもしれませんが、僕はお粥、雑炊の類を普段はあまり食べません。鍋物の締めも基本的に麺です。しかし、このリゾットはお米に芯がしっかり残っていて、美味しかったです。
ワインも充実しているようですので、またお邪魔したいと思います。因みに、入口のドアに書かれた店名は「関パリ」となっていました。関内とパリとイタリアを代表するリキュールであるカンパリを掛けたのでしょうか?聞いておけばよかったです。
フレンチ×イタリアン CAMPARI(カンパリ)
神奈川県横浜市中区相生町2-38 佐藤相生ビル 1F
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした